内容説明
高1の紗季は、通学中の電車内で、同じ高校の男子生徒が発作を起こした子供を助ける姿を目撃する。彼は周囲との交流を一切絶っているクラスの嫌われ者・孝士だった。意外に思うと同時に興味が湧き、接近を試みた紗季は、彼の不器用な優しさに触れ心惹かれていく。しかし意を決して恋心を告げた夏祭りで「お前を人殺しにしたくない」と言われ――? 恋が命を蝕む病が存在する世界で、ひたむきに想い合う男女を描く恋愛小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
栗山いなり
5
高一の紗季が人命救助をした同じ高校の男子生徒と恋をしていく物語。終盤もしや?って展開があってからのラストの流れは正直言って普通に騙されたんで俺も修行が足りんなと感じた次第。全体的にはオーソドックスな余命ものだった2024/10/05
あくあーく
2
家の最寄駅の近くの本屋で、その駅が舞台になってると紹介してたのを見て買った本。中身の薄さは予想の範囲内。「恋滅症」の突拍子の無さは許すとして、終盤にかけてどんどん加速する取って付けたようなエピソードやそれっぽい場面の切り貼りがしんどい。恋に「いつの間にか」落ちていく様子はなかなか丁寧に描かれてた分、終盤は息切れしたなぁというのがより際立って感じる。広島や宮島を妙に細かく描写してくるのも変に浮いちゃってる。まぁこのへんに土地勘ある人は一読してみるのもありっちゃあり。文体はそれほど悪くないのは評価ポイント。2025/01/22
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