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内容説明
「子どもの貧困」とは、17歳以下の子どもが、その国のちょうど中間の所得の半分以下の所得しかない家庭で暮らし、相対的貧困の状況に置かれていることをいいます。日本では6人に1人の子どもが貧困状態にあります。なぜ、こうした貧困が生じるのでしょう? 日本社会の問題点を示すとともに、どうすれば貧困をなくせるかを考えます。 [第1章]日本の社会と身近な「貧困」……子どもの貧困の現状/子育てに必要なお金/さまざまな体験をするためのお金/貧困とは、どのような状態?/日本の相対的貧困率 他 [第2章]なぜ、貧困が生じるの?……低賃金・不安定雇用の増大/所得再分配制度の問題点/社会保障制度の問題点/貧困は自分や親の責任なの?/不安定な雇用の拡大/ワーキング・プアって何? 他 [第3章]なくそう!子どもの貧困……政府の取り組み/学校教育とお金/子どもを見守る目、見守る心/みんなが自分にできることから 他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ニャニャニャニャ
3
子ども新刊コーナーから。さすが子ども向け。すぐ読めた。無料塾もあるとは。知らなかった。2017/11/11
海戸 波斗
1
施しを受ける側に権利があると…ふーん。助けてもらえたためしがないんだけど。暴れたくなった。落ち着こう私は大人。そう、施す側だ。ギリギリの側は死守しなくては…って感じなのね。理解できた。んでって思う。なやみちゃん絶体絶命!とご一緒に。2017/11/25
おーうち
0
自分にも出来ることあるかなと思って手にとった。小学生でも理解できるようにイラストとかたくさんでわかりやすく説明してある。権利条約とかふりがな付きで最後に掲載してあるが、小学生でも読んでいる子どもたちはいるのだろう。そして貧困の現状は、日本も意外と悪い状況でこれからもそうなるだろうと思った。原因はワーキングプア問題が一番あるのだと思うし女性の権利が疎かになっている日本社会特有の問題があると思う。コロナ以降も同じ以上に加速するかもしれない。自分でできること、それは自分しかできないことかもしれない。2020/09/13