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内容説明
ニュージーランドの寄宿学校の生徒ら十五人が乗り込んだ船は、太平洋を漂流し、無人島の浜に座礁する。過酷な環境の島で、少年たちはときに仲違いしながらも、協力して生活基盤を築いていくが……。原書初版に収録された図版約90点も収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
遠藤三春
4
訳者あとがきに思ったことがだいぶまとめられている。フランス語原題が『2年間の休暇』って初めて知ったよ。短編でも一緒に入っているのかと思った。でも私も『十五少年漂流記』のタイトルのほうが好きだな。数年前に新潮文庫のやつを読んだけど、あれページ数かなり少ないよね?どこかカットされてるのかな。こんなにボリュームあったっけ?と思いながら読んだけど面白いし訳も丁寧だから読みやすかった。光文社古典新訳文庫は読みやすいわ。あと新潮版とキャラ名の訳仕方が違うね。ちらっと新潮文庫の方を見たらだいぶ違ってた。2025/07/24
VALUE
2
子供達の冒険物という娯楽を求めて選んでみたら、子供なりにコミュニティを確立し、頭を使って堅実に暮らすという、現実的な考え方で彼らは生き延びるのだった。国籍による対立、差別、リーダーを決める選挙やそこでの争いもあり、大人の小型という世界観がそこにあった。全体には起承転結がしっかり進み、解説ではご都合主義とも評していたが、最後は爽快な大団円で読後感は良く、そこは最初に求めていた娯楽そのものであった。当時の12歳から15歳ぐらいの子供は酒や銃なども普通に扱っていたのか。精神年齢が今より数歳高そう。2026/03/01
ゆーじ
2
「海底二万哩」に比べても心をぐっとつかむ冒険譚だった。十五人の少年の物語ではあるが、特にゴードン、ブリアン、ドニファンの三人の成長が胸に残る。勇ましく優しく、いつも前向きな彼らと同じ時間を子どもの頃に共有できていたら、どれほど豊かな人生を歩めただろうと思う。今となっては叶わないが、小学校高学年の頃にこの本に出会えていたらと残念でならない。孫がその年頃になったら、この本を贈りたい。2026/02/14
安土留之
2
再読し、サバイバル小説、と思った。子供たちが、植物を採集したり狩りをし、生活の基盤をつくってゆく物語。ストーリー展開が面白く、楽しく読んだ。他のヴェルヌの作品も再読しようかな。2024/09/10
元・ジャニオタ【男】
1
恥ずかしながらジュルールヴェルヌは初めてで、少年時代も通っていなかったが、これは世界中の子供たちが夢中になるのがよくわかる。度々登場する挿絵も可愛く、冒頭に舞台となるチェアマン島の地図があるので、冒険の計画があり皆が動く際には、都度戻って確認できるのでわかりやすい。少年たちのキャラクター設定はもちろん、元気のないジャックの真相、一度対立構造から喧嘩別れを経て、最後は一丸となって巨大な危機に立ち向かう。冒険物語の教科書のような作品である。是非他の作品も読んでみようとなった。2026/04/18




