内容説明
一食の計は締めにあり――
胃袋とココロが笑う
クスミ流 シメ!術(テク)ガイド
『孤独のグルメ』をはじめ多くの作品で、
孤高のグルメ道を邁進してきた久住昌之が繰り出す
一日、一食のシメ!から最後の晩餐まで、
食エッセイを大幅加筆修正&書き下ろし!
味噌汁/カレー/蕎麦湯/ステーキ/回転寿司/冷や汁/そうめん/アイスクリーム/ホテルの朝食/チャーハン/実家めし/お茶漬け/プール帰りの焼きそば……
<同時収録>
一日の始まりよければ終わりよし!「おはようごはん」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
breguet4194q
102
著者ならではの言い回しは、「孤独のグルメ」の台本を読んでいるようだ。食を前にして、よくこうも感情が迸るなと感心してしまう。これぞ!と文章に線を引きたくなる事はないが、そうそう、その感覚わかる、と頷ける箇所が多いです。また、この本を読んでしまうと、呑んだ後のシメをどうするか、悩んでしまいそうです。2024/10/09
けんとまん1007
61
何か、わかるなあ~というのが、いくつもある。銭湯では、やっぱり珈琲牛乳が一番、飲みたくなる。久住さんの声が聴こえてきそうだ。2024/10/14
きあら
21
2012年に漫画ゴラクで連載していたエッセイを、12年経って大幅に加筆修正して刊行した本。テーマは、呑みの後のシメの一品について。後半は反対の意味での、朝のおめざの一品について。そして最後のシメに、一生のシメ。そして何気にこの一生のシメがしんみりくる。決して特別な食を取り上げいるわけではないのに、美味しそう。美味しいというのは、食材云々や調理方法云々よりも、状況や思い出とかがそう感じさせるのも大きい。2024/08/25
tetsubun1000mg
18
2012年に週刊漫画誌で連載したエッセイが元で今回12年ぶりに大幅加筆修正したとの事。 久住さん「孤独のグルメ」の終わりに一人で店を訪れて好きなメニューを食べて飲むコーナーで見るひょうひょうとした印象そのままの文章。 ゆるーい感じでボケて自分でツッコむパターン。 面白かったのは「冷や汁でシメ」、30年も前に宮崎でのTV番組でレポーター仕事を終わった後の接待での宴会でのこと。 締めに出てきた「冷や汁」に「さめた味噌汁かけご飯」とたかを括っていたのに食べるとそのうまさに衝撃を受けたエピソードが一番面白い。2024/08/15
野のこ
16
普段お酒入ってたら読書進まないけどこれは文章がよい意味でグダグダで飲みながらめっちゃ読みやすい!久住さんよー知らんかったけどかわいい。懐に入っていくようでした。2024/12/05
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