おひとり農業

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おひとり農業

  • 著者名:岡本よりたか【著】
  • 価格 ¥2,090(本体¥1,900)
  • 内外出版社(2024/06発売)
  • ポイント 19pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784862576989

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内容説明

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【内容】
「生きぬくために“買う”から“つくる”へ」
全国各地で「自給農」を伝えている無肥料栽培家が満を持して書き下ろした、これから役立つ新しい生き方論。少子高齢化や自給率、労働力の低下などが取り上げられるこの国の未来に一石を投じるような話題作です。

(本文「はじめに」より)
『この本のタイトルは「おひとり農業」と名づけられました。
 誤解のないように書いておくなら、決して「独りきりで農業をやりなさい」と言いたいのではなく、かつ「独りで生きていきなさい」と言いたいのでもありません。
 真意は逆です。自分の視点で、自分の感性で、食べるものの一部でもいいから作ってみてほしい。それを通して生きていることや感じていることを実感していただきたい。そんな思いが込められています。』

【目次より】
[はじめに]もうひとつの視点
[第1章]生きぬくための「買う」から「つくる」へ
[第2章]そもそも「野菜」って、どうやって作るの?
[第3章]まずは「土」のことを学ぶ
[第4章]巡る季節の野菜作り基本の“き”
[第5章]暮らしに合った「種蒔き」カレンダーを作ろう
[第6章]四季折々に作る調味料と保存食
[おわりに]生きぬくために自分でできること

(本文「おわりに」より)
『「おひとり」と言う言葉ですが、その言葉の中には、自分を見つめ直すという意味も含まれています。他人軸ではなく自分軸で動きながら生きていく。そして各々が得た知識と知恵と経験をもとに、お互いに助け合い、励まし合い、共有し合う、それが「おひとり農業」の真髄なのです。』

【著者】
岡本よりたか(おかもと・よりたか)
1958年、福井県出身。岐阜県郡上市在住。無肥料栽培家・環境活動家。「たねのがっこう」主宰。TVディレクター時代、取材を通して農業の環境や健康への破壊的ダメージを知り、またITエンジニア時代、効率化という名の非効率な経済社会のシステムを知り、40歳半ばで、社会に背を向け、山梨県北杜市に移住して山暮らしを始める。その後、自然農法を学び、それをヒントに、自分なりの農法を確立しながら農業に勤しむも、生活苦に陥る。しかし、そのお陰で、「人は水と太陽と空気と種さえあれば生きていける」という真実に出会うことになる。それ以来、経済社会の不自然さを訴える講演活動を開始。当時、自家採種を禁じる遺伝子組換え種子のことも知り、世界を制するバイオテクノロジー企業への警告の意味で、SNSにて、種に関する情報発進も始める。現在は、岐阜県郡上市に再移住し、自家採種の大切さを訴えるセミナーや講演を開催しながら、生き苦しいこの世の中を生き抜くための手段としての、自然農法の普及にも努めている。無肥料栽培セミナーや講演活動は年間150日ほど全国にて開催しており、その傍ら6反の畑で農業も続けている。また、民間のシートバンクである「たねのがっこう」を主催し、農業スクールなども開催している。最近は、次世代の農家を育成する「耕師(たがやしし)」制度を発案している。著書に『種は誰のものか』(キラジェンヌ出版)、『無肥料栽培を実現する本』(笑がお書房)、『野菜は小さい方を選びなさい』(フォレスト出版)などがある。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

esop

75
無農薬・無肥料で自給農生活を送ろう!と提案する著者。 想いが入りすぎて、若干スピってるよう印象もあるが、本当に農業を愛しているのが伝わってくる。 可能な限り、お金もかけず、自然の力だけで耕作はできる!らしい。 野菜は炭素と水素と窒素、それからミネラルでできる、確かに太陽と空気、水で全て揃う。 作付マップってのをつくるといいらしいよ! 結論、良本◎ 2025/07/29

みさどん

17
たくさん勉強になった。野菜の育て方はメモに残すことがたっぷりで、地域や気候でずいぶん違うだろうが参考になる。父が元気な頃、農薬をまく手伝いを泣く泣くやらされていた。虫にごめんねと言いながら。今は好きなように庭の畑で野菜を作られて幸せ。筆者のようにはできないけれど、無農薬で少しだけ肥料も使って、虫食いのある野菜を食べている。隣には猫が寝そべられる。2025/06/05

kamekichi29

5
自分で食べるものを作る農業についての本。野菜作りのアドバイスや、できた野菜の保存方法のアイデアなど。2025/02/10

ふわふわ

2
自給自足をする人はほとんど山奥の古民家に住んでると思う。街中でも広い田んぼや畑があるから、街中でも自給自足できると思う。でも山奥の方が簡単なんだと思う。余計な人とも出会うこともないからね。そうしてると、だいたい仙人みたいになるよね。この本は、自給自足を目指す人にすごく勉強になると思います。慣行農業でも自給自足の農業でも微生物は、どちらも必要だと思う。また微生物がたくさんいる土壌は、作物が元気に育ちます。2025/08/24

Humbaba

2
自分一人が食べていけるような農業をする。それは容易なことではないが、不可能という訳でもない。最初から完全にやろうと思えばうまくいかないことの方が多いだろうし、それを求めても仕方ない。ある程度は購入するなどして補っていけば、やがてできることは増えていく。自分を養えればよいという考えであれば、あまり広い土地は必要ないし、出来過ぎてしまわないようにコントロールすることも覚えられる。2024/11/25

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