出版社内容情報
朝丘 戻[アサオカモドル]
yoco[ヨコ]
内容説明
「好きなんだよ、一吹が」想いを遂げて、恋人になって、深く繋がって。でも、好きだからこそ嫉妬もケンカもして、彼だけに欲張りになる…。『坂道のソラ』の賢司と一吹の甘いアフターストーリーがここに。そのほか、『春へ』『春恋』『秋色』の番外編を網羅し、書き下ろしと秘蔵イラストを加えた至高の1冊。ファン待望の貴重なデビュー作も収録。心を震わせたあの恋が再び―。
著者等紹介
朝丘戻[アサオカモドル]
1994年より小説を書き始め、2002年9月雑誌Cobalt掲載『手紙』にてデビュー。数年の休筆ののち2009年8月ダリア文庫『君に降る白』にて復帰。現在もダリア文庫を中心に活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きょん
17
みんな幸せそう。2017/03/24
那義乱丸
12
どのお話も甘い会話が満載で、私には糖度高過ぎなので休み休み読んだ(笑)でも、どのカプも愛に満ちたお話ばかりなので幸せな心地にしてくれる。思わず吹き出したのが、ソラ番外編での、林田と嶋野のアニパーいたずらの件。一吹の「賢司さんが吸ったのは~~」でブハッとなってしまった。賢司、さぞ恥ずかしかっただろうwww それから一吹が手フェチという件。同じく私も手フェチで、リアルだけでなく弐次元でも。小椋ムクさん、日高ショーコさんの描く男性の手がとても好き。デビュー作「手紙」は短編なのにあまりに切なくてジワリ。2017/12/25
愛希
11
『坂道のソラ』『春へ』『春恋』『秋色』の番外編やその後の話とデビュー作を収録。やはりどのカップルもラブラブで甘々。泣きたくなるほど幸福に満ち溢れてた。でももしどちらかが死んだらという話はつらい。デビュー作の『手紙』は教師×生徒の話で切なくハッピーエンドではないけどとても印象に残った。 ★★★★☆2017/08/23
たろさ
10
「坂道のソラ」「春へ」「春恋・秋色」番外編特典+書き下ろし。ファンになったのが遅かったので、こうしてまとめて頂けるのはとてもありがたいです。みんなその後も幸せそうで、本当に嬉しい。この本を読むために、本編も再読しました。以前と同じ感想だったり、新たな発見があったり、とても良かったです。ありがとうございます。もったいなくて何度も読み返しています。2017/03/29
ニコル
8
これを読んだ後、本編を読んだらまた違う気持ちで味わえますね。切なさの背景というか、優しさの広がりというか。全冊、本棚から持ってきて、しばらくは過去作品を堪能します。2017/04/03