内容説明
TBS系日曜劇場
2024年7月スタート
『ブラックペアン シーズン2』原作シリーズ最新刊!
昭和の終わりの足音が聞こえる中、東城大学医学部総合外科の佐伯教授は、若きヒラ医局員・渡海征司郎を大抜擢した。彼は周囲の医局員の反感を買いながらも次々に高度な手術を成功させる。やがてオランダの国際学会に教授の名代として送り出された渡海は、その地で新たな因縁と巡り会う。
そして帰国後、ある患者のカルテに不審を抱いた彼は、佐伯外科の深い闇へ足を踏み入れていく……。
『ブラックペアン1988』『ブレイズメス1990』『スリジエセンター1991』、そしてその後の「桜宮サーガ」のすべてはここから始まった!
メディカル・エンターテインメントの最高到達点!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
218
海堂 尊は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。「桜宮サーガ」シリーズの最新作は、ドラマ「ブラックペアン」シーズン2放送と同時期の発売だったため、ドラマの原作本かと思いきや、『ブラックペアン1988』の前日譚でした。少し肩透かしをくらいました。 https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=00003905942024/07/14
KAZOO
129
海堂さんのブラックペアン三部作の前日譚です。ブラックペアンは既読ですがすっかり霧の彼方です。ただ全く関係なく楽しめました。テレビドラマ化されていたのですね。帯に出演者の写真が掲載されていて想像しながら読むと楽しくなります(「相棒」も同じです)。主人公の渡海が二宮、佐伯教授が内野聖陽、黒崎講師が小泉なのでしょう(多分)。渡海は教授に抜擢され難しい手術を難なくこなしていきます。その後さまざまなことがあったりして渡海が「オペ室の悪魔」と呼ばれるところまでがこの小説の内容となっています(1980年~85年)。2025/02/19
zero1
96
医局員にとって大切なのは患者?それとも大学?🏥「バチスタ」で知られる桜宮サーガ続編。シリーズ25冊くらい読んでる。🏥本書の主人公は渡海。巌雄の指導で【オペ職人】となった彼は、佐伯教授の懐刀に。しかし父親が絡む疑念から裏切り【オペ室の悪魔】に変貌。黒崎や垣谷はもちろん。高階や天城、藤原や猫田も登場。オランダでは気になる再会も。🏥ご都合主義ではあるが、「ブラックペアン」に繋がる話を海堂は描きたかったのだろう。私も渡海を気に入っていた。🏥東城大学を出た渡海は、スピンオフで描かれている。2025/03/12
星落秋風五丈原
82
「ブラックペアン1988」前日譚。本作ではまだ佐伯医師に生意気なことをいいつつも可愛がられている感じだったのに「ブラックペアン1988」では思いっきり反発している。さあ二人の間に何が?という話。天城先生と一瞬のニアミス。2024/07/28
ミキ
64
2024-81:知らなぬ間に新刊が出てた!私の知ってる渡海先生がスれてしまう前の時間軸。院内政治が面白いのよね。2024/08/25
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