祥伝社文庫 警官倶楽部

著者名：大倉崇裕

祥伝社（2024/06発売）

• ISBN：9784396335601

内容説明

ホンモノより熱い「警察」小説！
鑑識、盗聴、銃撃戦――達人ぞろいのスーパーアマチュア集団
スピーディで愉快で痛快なクライム・コメディ

二人の“制服警官”が悪徳宗教団体の裏金運搬車を襲撃した! だが、彼らは本物の警官ではなかった。鑑識、盗聴、銃撃など、本職顔負けの技を持つ警察愛好家サークルの一員だったのだ。ひたすらに警察と正義を愛する善良なオタクたちがなぜ強盗を!?　さらに現金奪取直後、仲間の息子が誘拐されて……。
ハートは本物より熱い異色の「警察」小説、ここに登場！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[takaC]

大葉久太郎も登場してて面白かったけど、「警官倶楽部」である必然性が上手く表せていなかったのが残念。

2013/08/21

[coco]

警察マニアサークルVS誘拐犯。登場人物多いけど、それぞれ特技バラバラ、特徴があるので混乱せず読み進められる。存在感薄い人が数名いたのが残念。。でもオタクたちの奮闘ぶりが時に滑稽、時に熱く、楽しい読書時間でした。

2015/11/13

[coco夏ko10角]

警察マニアたちが色んな事件を…！熱と勢いがすごい。森田の悩みがそのままだしこの本だけだと近藤がずっとひきこもりだから続編が欲しいなぁ。とりあえず『無法地帯』をそのうち。

2016/07/21

[み]

面白かったぁ♪マニアも極めるとスゴイ(^o^)実在しそうなトコも面白さアップしました。仲間を助ける気持ちがイイです、近藤さんも早く倶楽部に戻らなきゃモッタイナイわ。

2015/10/23

[タイ子]

かつて警察官になりたかった人、なれなかった人がマニアックな組織を結成している、それが警官倶楽部。 それもただのマニアではなく、警察組織を研究しているエキスパートが揃っているから面白い。 彼らが仲間のピンチを救うために命がけで奔走するってのがいい！そこに本物の警察が出てこないからこれまたいい！ 本当にあったらコワい話をハートフルにスピーディにコミカルに読ませるところは大倉さんらしいですね。 先日「秋霧」を読んだところなのでこのギャップに萌えてしまいました。

2017/09/22