内容説明
刃が頭をかすめた。髷がばらばらになる。頭の先が皿となって飛んだのだ。飛んでそのまま川面にふわりと浮いた。白い脳味噌がとろりと流れだした――。激動の幕末、京洛。土佐勤王党の領袖・武市半平太に飼われ、「天誅!」の一声とともに佐幕派を屠り、震え上がらせた男。暗殺におのがすべてを賭け、修羅界を歩んだ凄絶な姿を描く、著者の独壇場!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
勝みやこ@佐幕派。
2
人斬っちゃ女抱いてを繰り返している人という以蔵のイメージそのままでした。長かったけど一気でした。2013/04/18
さとう
1
みんなからだいぶ遅れて岡田以蔵にハマりました。はじめての岡田以蔵本。とにかく人を斬ってとにかく女を抱く!人を斬る腕前も性欲もすごい!!!嫌な意味じゃなく、人のかたちをしたけもの。人を斬ってるか女を抱いているか武市先生のことを考えているか、潔いほどそのどれかです。ばかというほどばかでもなかった。いぬの愛らしさがあります。楽しく読めました。読後感もおもったより悪くない。足軽エンド。2022/05/13
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