プロ野球の監督は中間管理職である

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プロ野球の監督は中間管理職である

  • ISBN:9784800592422

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内容説明

【内容紹介】
選手として14回のリーグ優勝・11回の日本一、そして実働29年の日本記録、監督としては5度の日本一・Aクラス6回、そしてポストシーズン&日本シリーズ10連勝と、選手としても監督として脅威の数字を残し続けた著者。常にトップを走り、人を育て続ける名将が明かす、自立型人間の育て方と常勝組織の作り方。ソフトバンク球団の常勝の秘訣だけでなく、「一軍監督=中間管理職」と位置づける工藤氏のマネジメントの秘訣を書いた一冊。

【目次】
序章 プロ野球の監督は「中間管理職」である
自身の「立ち位置」を見つめ直す
「決める」ではなく「準備する」のが監督の仕事
「とてつもなく大きな目標」を課されたときの考え方
「悪役」を引き受ける覚悟を持つ

第1章 考える選手を育てる
・活躍する「可能性」を増やす
・「思考」を「成果」に結びつける
・結果が出ていないときこそ、「思考」を尊重する
・練習の「意味」を聞かれたら、答えられるようにしておく

第2章 常勝のためにやるべきこと
・「循環型」の組織をつくる
・チーム内で「共通認識」を持つ
・勝ち続ければ、選手の「未来」もひらける
・試合中の「想定外」を極限まで減らす
・不安は「具体的な行動」で消す
・「常勝」で生まれうるデメリット
・外国人選手の「事情」を汲む

第3章 選手との目線をそろえる
・選手を「知る」
・選手にはいつも「同じトーン」で話す
・声をかける「タイミング」に気を配る
・「噂」に流されず、自分の目で確かめる

第4章 コーチとの関係を築く
・「組織図」に忠実にコミュニケーションをとる
・「目線」は多いほうがいい
・提案は、まずやってみる

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おい

3
選手としても監督としても一流だった筆者の考え方にはいろいろ参考になることが多いし、さすがと思わせられる部分も。 ★★★2024/10/03

Go Extreme

3
慢心は知らず知らずのうちに 悪役を引き受ける覚悟 違和感を見過ごす→大ケガ どんな起用法にも応える選手を育てる ユーティリティプレイヤーのありがたみ 思考のフォーマット:問→解き方・方法論→答え 一流にはゴールなし 向上心ゆえの凡打 新しい情報 循環型の組織をつくる 巡回コーチ設置 共有・共通認識・方向性 試合中の想定外を極限まで減らす 体・頭・心の準備 不安←具体的行動で消す 常勝のデメリット=慢心 勝つ・簡単 勝ち続ける・難しい 勝つほどに努力必要 結果にかかわらず同じことを言い続ける 自分の目で見る2024/08/18

ハード160

1
自分の意見を押し付けるのではなく意見を聞くようにしたと書かれてましたね。強いリーダーシップも必要ですが、納得してもらって動いてもらうのは大事だと思います。自分も会社の中間管理職。いつだって人との関係は難しい。2024/11/08

kota31s

1
V10を目指してほしいという孫オーナーから言われた目標が印象的。この目標があったからこそ育成出身から代表クラスの選手が出てくる土壌が出来たんだと感じた。 会社に置き換えても長い目で見た若手の教育に力を入れないとFA(転職)での流出が止まらず、組織として弱体化していく一方になってしまうと思う。2024/08/09

ゼロ投資大学

0
ソフトバンクの孫正義オーナーから「10連覇できるようなチームをつくってくれ」と要請された工藤公康氏は、「勝ち続けるチーム」を作るためにはどうしたらいいかを自問自答し続けた。プロ野球の監督は親会社のオーナーを筆頭としたフロント陣と選手との中間に位置する管理職である。工藤監督は、選手に自覚を持つことを促し、循環型の組織運営を意識してチーム運営を行った。2025/04/05

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