内容説明
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サピエンスが各地で築いた文明を統一し、今日のグローバル世界を生みだした3つの力の正体とは何か? 世界的ベストセラーの公式漫画化、白熱の新章突入! 全頁フルカラー。
【世界的ベストセラーの公式漫画化・第3弾!】
『サピエンス全史』を読んだ人も、まだ読んでいない人も!
1冊だけでもよくわかる! どの巻からでもおもしろい!
~人間(サピエンス)の歴史は3つのキーワードで説明できる~
私たちの歴史の流れをざっくりまとめると?
世界史の基本を知りたい方におすすめの巻!
歴史とは偶然の積み重ねなのか? 自然界の鉄則で説明できるのか? 一定のサイクルが存在するのか?――
ホモ・サピエンスが各地で築きあげた文明は、幾度もの衝突や分裂を経験しながらも、たった1つのグローバルな世界へと統合されていった。その大いなる流れを支配するものとは、はたして何か? 古代から現在にいたるまで、人類史を突き動かしてきた3つの力の正体が今、明らかになる。
世界的ベストセラー『サピエンス全史』の公式漫画化プロジェクト、白熱の新章突入。新キャラクターが次々と登場し、壮大なストーリーは急展開へ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
わむう
22
貨幣は最も普遍的で効果的な相互信頼のシステム。2025/07/27
Nepenthes
5
お金、帝国、宗教…それらが権力を手に入れ征服するための手段として利用されてきたという内容。矛盾と穴ばかりのそれらがいとも容易く機能してきた。「何を信じるかは問題ではなく、困った時に人が何を頼るか」という言葉が印象的。頭の中に思いついたその頼るべきものは、全て実態の無い虚構なのだなと考えさせられる。二元論の「善と悪」すら虚構というのは忘れがちでハッとさせられました。2025/07/26
やま
5
人類の歴史を動かしてきたのは何か?お金、宗教、帝国主義。様々な視点から歴史を見ているのが面白く、かつ、わかりやすい。2025/06/11
真作
4
人類の歴史に日本も登場、凄いなと思ったが続いて登場したのが北朝鮮、ありゃま。実際の一神教はいろいろなもののごちゃ混ぜ。ごく普通のキリスト教徒は、一神教の神と、二元論の悪魔と、多神教的な聖人と、アニミズムの精霊を全部信じている(シンクレティズム)。仏教「苦しみは渇愛から生まれる。苦しみを避ける唯一の方法はあらゆる渇愛から自由になること。そのための唯一の方法は、心を鍛えて現実をあるがままに経験すること」こんな風な説明を聞いたのは初めて、さすが学者さんだと感心。貨幣の90%=70兆$が銀行口座に入っている。2024/10/26
hi
3
歴史の覇者という問いの立て方がなんか不思議だが、歴史に影響を及ぼしてきた各要素の説明みたいな感じかなあ。私は歴史という物語の脈絡のなさが面白いと思うんだけど、歴史学っていうのは意味付けが大事なんだな多分。宗教の項で日本が出てきたのが面白かった。一神教の図々しさと暴力性みたいなの以前から不思議だなと思ってたので色々説明してもらえて良かった。唯一の真理を知っていると確信しているから、かあ。悪がこの世にあるのは唯一神が悪人だからってのはすごい説明でドキッとした。面白かった。2025/08/20