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内容説明
「初心忘るべからず」は誰でも知っている名言ですが、それが世阿弥の言葉だと知っている人は少ないのではないでしょうか。
また、「初心」は若い新人だけのものではなく、それぞれの年齢に初心があるのだと世阿弥が言っていることも知られていません。
本書は実際に能楽師として活躍する著者が、有名な『風姿花伝』だけではなく、他の多くの世阿弥の著書から現代人に役立つ名言を厳選し、新鮮な現代語に訳してお届けするものです。
世阿弥の言葉はたんなる心構えを述べるだけでなく、リーダーシップや発想、目標達成、人材育成等々の実践的な方法を説いていて、ビジネスパーソンが仕事術としてすぐに使える要素がたくさん含まれています。
<目次>
Ⅰ 初心――学ぶ姿勢とは
Ⅱ 花――成長
Ⅲ 勝負の心得
Ⅵ 品格
Ⅶ 面白さ
Ⅷ 成功
Ⅸ 幸福
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
大先生
8
【すべての物事に対して効果を発揮し、あらゆる問題を解決する教え=「初心忘るべからず」。私たちの仕事は、人々の幸福を増やし長く続くよう祈りを込めることに存在意義がある。これを「寿福増長」という。私利私欲を目的にすることは、道が廃れる大きな原因になる。たとえ子がいたとしても実力のないものに伝えてはいけない。「家、家にあらず。継ぐをもって家とす。人、人にあらず。知るをもって人とす」 これは万事に行き渡る最高の芸術的人生を創る法則だ。】会社を継がせる場合にも当てはまるのではないでしょうか。もちろん、政治家も(笑)2025/03/01
hinotake0117
1
はるなさん @unicohm 、土井英司さん @eijidoi と立て続けにオススメされているのを見て、Kindle初めの1冊として。 初心忘るべからずで知られる世阿弥だが、全体を通じて基礎をおろそかにしない大切さを強調されている印象。 基礎あってこそアレンジもできる。2025/01/03
読書家さん#awGn6F
0
世阿弥の本は初。あまりにも現代に当てはまる内容で、どこまで超訳したのか?と疑ってしまった。 古い本の内容は現代には合わないと勝手に考えていたが、改めて他の世阿弥の本をもっと読もうと感じた。2025/08/15
Mike
0
「風姿花伝」は名前だけ聞いたことがあった。オードリーのオールナイトニッポンでも能や世阿弥に興味があるという話があって、面白いんだろうなと思っていたところに入門編として良さそうな超訳版に出会った。芸事に限らず、人と接する人、いやモノづくりに取り組む人、広く当てはまるエッセンスな気がする。とかく「基礎」を大事にすること。そして序破急、いわゆる緩急を付けること。芸でも日常でも非常に大事な話だと思った。あくまで超訳版なのでもう少し内容に近い本も読んでみたい。そして能を生で見てみたいと思った。2024/08/04
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