千の矢（５）

著者名：萩尾望都【著】

小学館（2024/07発売）

• ISBN：9784091780560

内容説明

誰もぼくを愛してはくれない！頬に残る生々しい傷跡が、記憶の底から色鮮やかによみがえる。母の不倫…愛憎の渦の果てに…

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[コリエル]

後半のエピソードである『苦手な人種』は萩尾さんのエッセイを読んだ後だと色々思うところのあるエピソードだ。自分には悪意など無いと思い込んでいるような、無自覚に人を刺してくるような相手。そんな相手でも、人それぞれさとやり過ごす寛容さがなければ世の中やっていけないのかもしれない。

2025/02/11

[xtc1961ymo]

今まで何回読んだか忘れたが、この巻の「苦手な人種」が一番好きかもしんない。本当はね人にはさ長所も短所もないの、ある型の性格があってそれが人と対するとき、うまくいけば長所で悪くいけば短所ってことになるのよ‐けだし名言

2014/02/18