ほたるロードマップ

著者名：安堂ミキオ【著】

日本文芸社（2024/06発売）

• ISBN：9784537148435

内容説明

鈴原ほたる、３４歳。離婚と父の闘病を機に新たに始めた趣味は…バイク。
それまで何かに遠慮して、モヤモヤしながら生きてきたほたる。
だが愛車のハンターカブにまたがり、これまで見なかった景色と出会う事で
彼女の地図はどんどん広がっていくーー。
一人の女性が思いを新たに飛び出す時、世界が変わる。
様々な絶景にも巡り合える、感動のバイク女子人生シリーズ！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[JACK]

☆ モラハラ夫との離婚と父の闘病生活を機にバイクの免許を取ってホンダの125ccバイク、ハンターカブを買った鈴原ほたる34歳。バイクに乗ってどこまででも行ける様になった彼女は夫に依存していた自分と決別し、世界を拡げていく。バイクの楽しさを生き生きと描いてくれる爽やかな物語。私もバイク乗りなのでバイクに乗ってどこまでも行ってみたいという感覚は良くわかります。作中で登場する「タイヤパーク」は神奈川県相模原市の中古タイヤ市場がモデル。ここはレトロ自販機の集まる聖地です。オススメ。

2024/08/24

[辺野錠]

タイトルが気になって手に取る。「はたらくすすむ」を描いた人だったのね。離婚と介護を抱えた主人公がバイクに出会って新しい世界を見ていくというシチュエーションが良かった。出かける場所が幅広いのも楽しい。単なるモラハラ野郎かと思われた元旦那が掘り下げられるのも印象に残った。新しい一歩を踏み出したラストシーンが美しいと思った。

2024/07/22

[たけのこ]

『#はたらくすすむ』などの安藤ミキオ先生の新作。これ良かったです！ 離婚してバイクに乗るようになった女性が心の向くままに色んな場所におもむくバイクマンガ。絵柄のキャッチーさがとにかく強いなって思います。景色とかキャラとかがストレスなくスッと入ってきます。

2024/07/15