文春e-book 通常は死ぬ前に処分したいと思うであろう100のモノ

著者名：みうらじゅん【著】

文藝春秋（2024/06発売）

• ISBN：9784163918655

内容説明

絶滅危惧種のお宝も。マイ秘宝館へようこそ！
マイ秘宝館へようこそ！　
「いやら収集品」100点を一挙大公開！

ご時世的には「不適切」だけど思わず笑ってしまうエッチ系コレクションから、長年お世話になった写真集やビデオまで。還暦を過ぎて、一般的には生前整理をし始める年齢となった著者なのに、どうしても捨てられずに残している「いやら収集品」100点を軽妙なエッセイ＆写真で紹介。
近い将来、民俗学的に貴重な資料になるかも!?

＊タマタマがとんでもなくデカいタヌキの置物
＊交尾してる馬のテレカ
＊セクシーな二股大根グッズ
＊ヌードになるボールペン
＊エロ本自販機のプラモ
＊ノーパン喫茶のマッチ
＊プロの喘ぎ声入りCD
＊ランジェリー姿の女性だらけの画集
＊りんごヌードの写真集
……ほか、絶滅危惧種のお宝も多数収録！

夕刊フジ長期人気連載「いやら収集」から厳選したエッセイを大幅に修正、書き下ろしの新ネタも加えて一冊に。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ma-bo]

イラストレーター、エッセイスト、ミュージシャン等色んな肩書を持つみうらじゅんさんが収集してきたエッチ系コレクション「いやら収集品」😅「どうするのよ、これ」😆を100品紹介。『マイ秘宝館へようこそ！』

2024/12/17

[kei-zu]

この著者の文章は40年近く読んでいます。お互い年をとったな、が読後感。著者の方がずっと年上なのですが。本書は、著者がこれまで捨てられなかった｢どうするのよ、これ｣100品を紹介する。もらって困る｢いやげもの｣、お世話になった｢いやら収集品｣などなど。倉庫まで借りているというから業が深い。｢夕刊フジ｣への連載とのことで、力の抜けた文章（褒めてる）が楽しい。そういえば、夕刊フジも休刊が発表されたそうで、本書で多く取り上げられる｢あの頃｣が、また一つ姿を消す。

2024/11/09

[GAKU]

当初は題名から、死ぬ前にどのような物を思い切って断捨離すべきか、参考になるような事が書かれているのかと思い図書館に予約。しかし作者が”みうらじゅん”ということで嫌な予感。予約が回ってきて内容を見たら案の定予感的中。夕刊フジ長期連載「いやら収集」から厳選したエッセイを大幅修正、書き下ろしの新ネタも加えて、題名変更し１冊に纏めたものでした。元の題名の通りみうら氏が長年にわたって収集してきた、エロい物厳選100点が紹介されています。⇒

2025/02/21

[gtn]

京都生まれ、京都育ちの著者。思春期、千本通の裏道に成人向け映画館が二館あり、どちらに行くか悩んだそうだが、今でも一館営業を続けている。近所ではあるが、私は一度も行ったことがない。本当に。

2024/09/14

[おかむら]

膨大なMJコレクションの中からエロ関係の「いやら収集品」を一挙に紹介。馬の交尾テレカ、四十八手ハンカチ、ラブホのマッチとライター、ヌード靴べら、AVチャンネルの番組表、大人版ツイスターゲーム等々。みうらさんがいなかったらこの世から消えていったものも多く、民俗学的にも大変貴重なコレクションである。って。あー最高にくだらねーなー！

2024/10/12