内容説明
2020年、デビュー33周年を迎えたシンガーソングライター、KAN。不安を抱えたデビューから、日本のポップス史に輝く名曲「愛は勝つ」の誕生、2年半のパリ生活、帰国後の自身への挑戦と愛する音楽仲間たち、そして、今……。
〈主な掲載内容〉
*デビュー以降33年のおつきあいのライター・編集者、森田恭子さんが、KANの活動のすべてを洗いざらい聞き出す、時代別ロングインタビュー。
*根本要(Stardust Revue)・スキマスイッチ・秦基博が忌憚なくKANにダメ出しする『ホス(キ)モ座談会』。
*aikoがスペシャルインタビュアーとなって、KANの歌詞や曲作りについてネホリハホリ聞きまくり。
*Mr.Children桜井和寿がKANへの憧れと尊敬を告白。あの大ヒット曲に隠された秘密も!?
*「KANに買ってもらいたいものは?」など難題アンケートに豪華アーティストが回答!
(ASKA、奥田民生、K、佐藤竹善、塩谷 哲、ジョンB、菅原龍平、杉山清貴、寺岡呼人、和田 唱、林幸治、吉田佳史、馬場俊英、平井 堅、藤井フミヤ、宮田和弥、山崎まさよし、室屋光一郎、清水淳、西嶋正巳、矢代恒彦)
*写真家・大川直人氏による撮りおろしフォト。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ポップノア♪@読書超絶停滞中
74
「ぼけつバリほり」以来なんと28年振り、尊敬するKANさんのアーティストブック。彼を慕う多くのミュージシャンが参画している。aikoによるインタビュー、スタレビ根本&スキマスイッチ&秦基博の座談会、ミスチル桜井のここだけの告白等。中でも自称「痛いファン」のaikoは痒い所に手が届く流石のマニアぶり。たむらぱん派の私でも、彼女の人柄と想いには共感した。彼を熟知する音楽ライター·森田恭子のロングインタビューも詳細で懐かしさ満載。欲を言えば本人による全曲解説が読みたかったが、出版されただけでも大満足の1冊です!2020/03/02
コンチャン
12
KANさんの音楽を聴き始めたのは、10年くらい前でしょうか。それ以前の活躍をあまり知らなかった私としては、この本によってざっとではありますが、その足跡を確認できて面白かったです。様々なアーティストにリスペクトされているKANさんの音楽をこれからも聴き続けます。2020/12/07
まっちょん
4
あの曲にこんなエピソードがあったとは!と知らないことが発見できて楽しい一冊でした。 他のアーティストさんのインタビュー記事、座談会も読みごたえがありました。 あとKANさんと一緒に仕事するのは大変そうなのがよく伝わりました。職人歌手ですね。かっこいい。 2022/06/07
Yumi
3
FMcocoro「Wabi-Sabiナイト」を長く聞くうち、最初の偏屈な人という印象から、次第になぜか好感を持つようになり、コンサートに行くまでになった人。次のコンサートがより楽しみになった。2021/01/16
harapekorin
2
デビューからKANさんがロングインタビューを受けている。写真も多くて昔からコスプレ好きなんだなとか、あの曲はこんな気持ちで作ったんだとかファンなら楽しめる本。ルーツを知ってビリージョエルにもハマる今。2024/01/14