内容説明
ロック、カントリー、パンク、R&B、ダンス、ヒップホップ、ポップス。 現代の欧米ポピュラー音楽を形成する七大ジャンルをひも解き、 過去50年にわたる音楽の歴史、文化的・社会的な影響や達成を徹底解説。 クロスオーバー全盛の現代にジャンルから語る意義を問う
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くさてる
20
ロック、R&B、カントリー、パンク、ヒップホップ、ダンスミュージック、ポップといった現代の欧米のポピュラーミュージックを形成する7大ジャンルの解説本。と言っても名盤を並べて解説するような無味乾燥なものでなく、著者自身の音楽体験を基礎にした、読み物として十分に面白い内容だった。サブスクの時代となって、ジャンル音楽という分け方鉢らを失っていくかもしれないけれど、やっぱりジャンルって存在し続けるとは思うのです。洋楽好きなかたにおすすめ。2024/10/28
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2
ポピュラーミュージックの7大ジャンルの歴史と、そのジャンルを巡る各種言説を考察。ロックの過激な先端としてのメタルの発展、白人音楽としてのカントリーが何を排除してきたか、嫌われたディスコなどなど音楽を愛好する人々の負の側面が垣間見え、面白くも耳が痛い。 2024/12/28