内容説明
ある日、少年は森の境界の道で“呪われた獣”と出会った。
ふたりは言葉は通じなくても、お互い心を通わせあい、仲を深めていく。
しかし獣をおそれている少年の兄に、ふたりの関係が気づかれてしまい――。
少年と獣の交流を描いたデビュー作「境界の道で」のほか、
連載作『サーヴァント ビースト』にもつながる、魔女と使い魔のお話「がんばれ 狼使い魔くん!」、
グリフォン育成記や虎軍人など計5作品を収録。
美しい筆致で描かれる、多種多様な獣人たちをご堪能ください。
デビュー連載『サーヴァント ビースト』第1巻と同時刊行!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しましまこ
14
5編、「がんばれ 狼使い魔くん!」のもふもふ具合とくるくる変わる表情が絶品!タイトル作はこれからどうなるんだろう…2024/06/15
真朝
12
人外達が美しいです。 どの物語も続き気になる終わり方で作者さん凄いなと思いました。 人馬とはまた違った美しさを感じます。 表紙の題名になっている境界の道でと卵の鳥籠が好きです。2024/06/17
まりもん
7
友人に借りて読了。魔女と狼使い魔の関係は魔女との相性問題ってことかな。獣人と人の共存は難しい。2025/07/16
真朝
5
再読です。 絵も素晴らしいし、人外最高です。2024/09/21
ぱんなこった
4
人外が沢山!と言うことで初読み作家さんの作品集購入!細部まで描き込まれた各獣と人外の描写はデザイン含め自分好み。物語は後半になる程不穏な〆の作品が配置されてて。個人的に全体の雰囲気は好き。短編故、尺的に厳しいかもだけど…もう少しキャラ同士の関係や感情を両側からの情報が欲しいかも? 2024/07/30