小説 啄木と牧水 覚えず 君が家に到る

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小説 啄木と牧水 覚えず 君が家に到る

  • 著者名:富永虔一郎【著】
  • 価格 ¥2,200(本体¥2,000)
  • 言視舎(2024/06発売)
  • ポイント 20pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784865652703

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内容説明

初の啄木と牧水を主人公とした書き下ろし小説。
評伝小説の快作
詩人・歌人として天才の名をほしいままにするも、自由勝手な行動で周囲を翻弄する啄木。家族の軋轢、極限の貧困、そして不治の病により死が迫っている。いっぽう、旅と酒を愛し、時代を画する歌人となりながら、思いもかけぬ恋の行方に懊悩する牧水。「歌」に寄せて二人の間に生まれた深い友情も、まもなく消え去るのか…。明治末期、大逆事件など騒然とした社会状況の下、二人をめぐり、漱石、鴎外、鉄幹、晶子、白秋ら多くの文学者が交錯する。

「若山君、僕はどうしても死にたくない。僕はまだ助かる命を金のないために自ら殺すのだ…。見たまえ、そこにある薬が二、三日来絶えているが、この薬を買う金さえあったら…、僕はすぐ元気を恢復する。だがうちにはもう二六銭しか金がないんだよ。しかも、もうどこからも金の入ってくる見込みはない…」「死ぬんだよ、いなくなるんだ。この石川啄木が。許せるかい、そんなことが…。まだ君と同じ二六なんだよ」死の五日前、混乱して必死に訴える啄木。だが、牧水にも金はない。(本文より)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

みんみん

1
嘘をついては借金三昧、自身の結婚式には不在と、文学的には秀でていてもどうしょうもない人だなぁというイメージが優先する石川啄木。しかし、20歳で一家の大黒柱にさせられ、後年はほとんど病魔との戦いで人生が終わってしまった啄木の姿はひたすら悲しい。史実が8割だが、牧水と啄木の交流の記録はさほど残っていないため、そこは「小説」であるとのこと。啄木と牧水への愛が滲む、ある意味二次創作なのかな。啄木、文中で白皙の美少年と言われてますが、牧水もイケメンだと国語の教科書時代から思ってました。2025/06/22

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