内容説明
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ここにあるのは、誰もが一度は体験した、人生のささいなあれこれ。
「1パック抜いた納豆のラベルがゆるむ」
「線を引いている途中で定規がズレる」
「もう何もないシールの枠を剥がしてみる」
X(旧Twitter)で話題となったあるあるシリーズの「#ワンシーン画」がついに書籍化!
誰もが一度は経験したことがある日常生活の「あるある」。
時に「あるある」な出来事は、周りの人はクスッと笑えつつも、
当の体験者本人にとっては少し切なかったりします。
本書「あるアルバム」では、色鮮やかで無機質に描かれた「ワンシーン画」が、
「私」という主人公による物語と合わせて収録されています。
「自分もこういうことあるなあ」と共感しながら読むもよし。
「私」という主人公のストーリーとして楽しむのもよし。
一冊で色々な読み方ができる「あるある」な「アルバム」です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えっくん
27
★★★★☆子供から大人になるまでの日常生活における「あるある」な出来事をアルバム日記風にまとめた本です。線を引いている途中で定規がズレる、交換した電池と古い電池が混ざって見分けがつかないなど…大人版「大ピンチ図鑑」ってところでしょうか。著者はイラストレーターでもあるので、デザイン化された挿絵も素敵です。別れの挨拶をした相手が反対側のホームにいて気まずくなる…、停留所に停まっているバスが自分を待っているのかと思って走りだしたら出発してしまった…など思わずクスリとしてしまうあるあるな出来事も満載です。2025/02/05
みさどん
16
全ての人にあるあるじゃないかという生活の中の一コマが、大きく描かれたイラストと共に見開きで語られる。小題とは微妙に違ってさらにあるあるの文章であったりもする。思わずニヤリとすることしばしば。こんな小さな事を覚えてらっしゃるのがすごい。子どものころから孫ができるころまで、人生を見た感じさえする。ケーキにイチゴがめり込む、ぬいぐるみの目の周りの毛をかきわけて可愛くするとか、ほんとそう!2024/10/02
みりん。
6
気づかれない日常に光が当たった瞬間に、それそれ!あるある!と驚きと喜びに満ち溢れる。たった一瞬の出来事それだけなのにね。 特に共感は「生うどんが袋からなかなか出てこない。」これはエッセイを含めて最高レベルの「わ・か・る!」しかない。2024/07/04
海さん
4
あるあるだな~と思っているうちにどんどん月日が流れて誰かの人生の「アルバム」になっていく。イラストも特に凝ったものではなく、単純な形を組み合わせただけなのにいろんな表現があって面白い。2024/06/28
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