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内容説明
46億年前の誕生以来、絶えず動き続けている地球。地震や火山の活動は、地球が私たちと同じく「生きている」ことの現れなのです。中心が5000℃を越える高温であるにもかかわらず、地表は生き物が暮らせる気温に保たれているのは、地球の内部で常に対流現象が起こっているおかげ。地球史上に発生した大事件や内部構造、日本列島に多発する地震と噴火のしくみをマグマ学者がやさしく図解。地球の未来を見つめるための科学講義。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
aochama
7
地震と火山についてちょっと専門的知識と蘊蓄を得たい方には最適。おまけに地球史の解説と地学の基礎まで。能登半島地震の話題もカバーしており、これで文庫本はお買得。こう言う内容なら地学人気出ると思いますがねぇ。2025/01/01
con
3
地球の構造や動きに関する内容を中心としている。地球の構造に関する説明だけではなく、それをどのように見積もったかという点も説明されており、現時点での地球に関する理解の限界もわかる。文章もわかりやすい。 有馬温泉に関するトピックも興味深い。2024/08/25