山と溪谷社<br> 子ども版 これで死ぬ 外遊びで子どもが危険にあわないための安全の話

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山と溪谷社
子ども版 これで死ぬ 外遊びで子どもが危険にあわないための安全の話

  • ISBN:9784635500500

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内容説明

ベストセラー『これで死ぬ』シリーズの第2弾!

毎年、川や海など外遊びでの子どもの事故はあとを絶ちません。
しかし、外遊び中に出会う危険は、知っていれば避けられるものが多くあります。

本書では、「お菓子を拾おうとしておぼれる」「高波にさらわれる」「ランドセルが遊具に引っかかる」 など川・海・山・身近な公園で実際に起きた子どもの事故事例28を紹介。
それぞれの場所で事故防止策・安全啓発を発信しているプロの監修のもと、どうしたら事故を防ぎ、安全に楽しむことができるかを徹底的に解説しました。

また、各章の最後には、最も重要な安全の話がつまっている漫画解説付き。
子どもと一緒に、外で安全に遊ぶ方法について学ぶことができます。



■内容
はじめに/この本の使い方


1章 川の危険
速い流れに引き込まれる/落とし穴にはまる/ブロックに挟まる/助けようとしておぼれる/お菓子を拾おうとしておぼれる/鉄砲水に流される/湖でおぼれる
漫画:ライフジャケットの準備はOK?


2章 海の危険
釣りで堤防から転落/高波にさらわれる/離岸流に流される/河口でおぼれる/浮き具をつけたままおぼれる/シュノーケルでおぼれる
コラム:海水浴や磯遊びで注意する危険生物
漫画:海への転落に要注意!/海水浴はライフセーバーのいる海で


3章 山の危険
ひとりで先に行って落ちる/落石にあたる/道に迷ってしまう/崖崩れにまきこまれる/火山ガスを吸ってしまう/噴火にあう/スキーで木にぶつかる/高山病にかかってしまう
漫画:山のアクシデント集


4章 身近な外の危険
熱中症で倒れる/雷に打たれる/ランドセルが遊具にはさまる/サッカーゴールが倒れる/スライディングで破傷風に/毒ヘビにかまれる/毒キノコを食べる/
コラム:これだけは覚えたい毒キノコ
漫画:外遊びを楽しもう



■著者について
監修・羽根田 治(はねだ・おさむ)
フリーライター、長野県山岳遭難防止アドバイザー、日本山岳会会員。山岳遭難や登山技術の記事を、山岳雑誌や書籍で発表する一方、沖縄、自然、人物などをテーマに執筆活動を続けている。近著に『ドキュメント生還2 長期遭難からの脱出』『これで死ぬ』(山と溪谷社)、『山はおそろしい 必ず生きて帰る! 事故から学ぶ山岳遭難』(幻冬舎新書)など。

監修・藤原 尚雄(ふじわら・ひさお)
1958年大阪府出身。大雪山系の麓で、大自然に囲まれた生活を謳歌している。雑誌『Outdoor』(山と溪谷社)の編集、専門誌『カヌーライフ』の創刊編集長を務めたのち、フリーランスとしてアウトドア関連および防災関連の雑誌、書籍のライターとして活動する傍ら、消防士、海上保安官、警察機動隊員などに急流救助やロープレスキュー技術を教授するインストラクターとしても活躍中。

監修・松本 貴行(まつもと・たかゆき)
横浜国立大学大学院教育学研究科修了。成城学園中学校高等学校保健体育科専任教諭。公益財団法人日本ライフセービング協会副理事長、教育本部長。溺水事故はレスキューよりも、いかに事故を未然に防ぐか?が最重要であると、日本で初めて水辺の安全を誰もが学べるICT教材「e-Lifesaving」を開発。内閣府消費者庁消費者安全調査委員会専門委員。

監修・山中 龍宏(やまなか・たつひろ)
1974年東京大学医学部卒業。1987年同大学医学部小児科講師。1989年焼津市立総合病院小児科科長。1995年こどもの城小児保健部長を経て、1999年緑園こどもクリニック(横浜市泉区)院長。1985年、プールの排水口に吸い込まれた中学2年生女児を看取ったことから事故予防に取り組み始めた。現在、NPO法人Safe Kids Japan理事長。

文・大武 美緒子(おおたけ・みおこ)
フリーライター・編集者。山と溪谷社で登山専門誌、ガイドブック編集に携わったのちフリーに。二児の子育て中、親子でアウトドアを楽しむ。著書に『不思議な山名 個性の山名 山の名前っておもしろい!』(実業之日本社)、編集・執筆を手がけた本に『はじめての親子ハイク 関東周辺 自然と遊ぶ22コース』(JTBパブリッシング)などがある。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

☆よいこ

81
『これで死ぬ アウトドアに行く前に知っておきたい危険の事例集』https://bookmeter.com/books/21361755 の子ども版。子どもが自分で読むというより保護者向け、漫画パートにのみふりがな▽[1.川の危険]人工物の近くは危険。ライフジャケットは子供用股下ベルトつき必須[2.海の危険]転落が命取り。海水浴はライフセーバーがいる海で。浮き輪してても溺れる[3.山の危険]ヘッドランプ、レインウェア、地図は絶対必要[4.身近な外の危険]校庭や公園でも注意▽危険から身をまる方法を学ぶ2024/10/11

kanki

24
娘と一緒に読了。川遊び、大人は子どもの下流に立つべし。山も川も海も楽しいけど、心配になる。2024/09/11

こゆ

21
小5に読み聞かせ。川、海、山、公園、雷など、子どもが身近に巻き込まれそうな死亡事故の事例と、どうすれば身を守れるかがまとめられた本。私がビビりでインドア派だからあまり激しい遊びはしてこなかったけど、それでも去年の旅行でライフセーバーのいない海辺で遊んだり、たまにする川遊びは結構危険だったんだなぁと反省。子どもと一緒に危険なシーンを確認するのに良いけど、なぜか子ども版なのにほぼルビが振られていないので、親と一緒に確認するのが良さそう。これの大人版も読みたいとリクエストされたので借りてこよう。2025/01/16

猪子

10
実際に子供が死んでしまった事故を冒頭に取り上げているのが怖いですね。2歳は普通に生活してても死にそうなので、山川海に行くのはまだやめておこう。2024/09/07

biba

9
子供も危険がいっぱい。何歳の事故かもわかり、うちの子供は怖くなったようです。子供が大きくなった姿を見て、「よくぞここまで大きくなった!」と思わずにはいられない読後です。2025/04/28

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