内容説明
気候変動対策の第二の柱である「適応」の議論をボトムアップで始めよう! 適応、気候の公正性、自治の3つをつなぐ格好の入門書。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Go Extreme
1
https://claude.ai/public/artifacts/c1e332df-0352-4aed-8eda-c64aff0cc040 2025/07/08
Go Extreme
1
適応と融和 人類史的規模の適応ーやり方次第で悪質化 不可知論的適応:気候変動への適応と公に認めずに適応を進める 公正でない誤適応 涼に関する格差拡大 気候ジェントリフィケーション 誤適応を回避する11のガイドライン 自然界における適応 思慮深い適応ーコミュニティの自治の力と深く関連 ディープ・アダプテーション 社会システムの変革と適応の関係・限界 シリア・ロジャヴァに再び緑を運動 安心のストーリーの力 虚構の屋台骨 適応は避けられず・誤適応は避けられる 住民主導で全員参加型の柔軟性のある適応ストーリー2024/07/08
gox2
0
章立てにあった「どこもかしこもエアコン完備」にひかれて手に取ってみたが、一般的な話が多かった印象。ただ、イギリスやネパールなどの海外での動向のさわりについては理解できたので今後はDeep Adaptationなどの論文をもう少し追いかけていこうかと思う。2025/02/19
中村蓮
0
読んでいくうちに、公平な適応策が求められているところ、日本だと、コネや利権で動く中央政界が政策を決めるので、一部地域や土木業界が一時的に儲けるための適応策(国土強靭化~、災害復旧~など不可知論的な適応も含めて)しか取れていないと思いわれ、がっかりしました。2024/12/11