朝日文庫<br> 帝国の慰安婦 植民地支配と記憶の闘い

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朝日文庫
帝国の慰安婦 植民地支配と記憶の闘い

  • 著者名:朴裕河【著者】
  • 価格 ¥999(本体¥909)
  • 朝日新聞出版(2024/06発売)
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  • ISBN:9784022620989

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内容説明

性奴隷か売春婦か。両者の主張の矛盾を突きつつ、解決への「第三の道」を提案。第27回アジア・太平洋賞特別賞、第15回石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞受賞作の文庫化。文庫化に際し、高橋源一郎氏による「記憶の主人になるために」を収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

金吾

18
慰安婦問題について、強制性があったことと管理に国家が関与しているのは事実と思います。著者の考えに賛同できない部分はありますが、全体的にニュートラルに近いと感じます。このような本を韓国で出版したことに凄まじさを感じます。2025/05/26

フンフン

6
秦郁彦の『慰安婦と戦場の性』とかぶるところが多い。ごくまっとうなことしか書いていない。どうしてこれが名誉棄損で刑事告発になるのか? 韓国って司法も世論に左右される国なんだね。それにしても、著者は韓国語で書いた自著を自分で日本語に書き直したとのことだが、日本語の文才がない。本当に読みづらい。2025/02/23

マッサン

1
慰安婦支援者と否定派との記憶の闘い。そこでは慰安婦の記憶は取捨選択されて聞かれる。記憶の主権は慰安婦には無い。いつの間にか問題の只中に慰安婦は居なくなっている。そんな構造があると看破する本。信田さよ子の紹介で読んだが、良かった。記憶の主権の問題は臨床にも関わる問題。2024/12/30

Go Extreme

1
慰安婦とは誰か―国家の身体管理、民間人の加担 強制連行か、国民動員か からゆきさん→慰安婦 延身隊=慰安婦 少女20万 慰安所にて―風化する記憶: 日本軍と朝鮮人慰安婦 戦場の業者たち 敗戦直後―朝鮮人慰安婦の帰還: 日本人→朝鮮人 死・残留・引き上げ 植民地と朝鮮人慰安婦: 韓国の慰安婦理解 記憶の闘い―韓国篇 世界の考えを考える 冷戦崩壊と慰安婦問題: 否定者を支える植民地認識 九〇年代日本の謝罪と補償 本政府に期待する 支援者たちの可能性 帝国と冷戦を超えて: 慰安婦と国家 新しいアジアのために2024/07/08

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