内容説明
子どもから大人まで楽しめる!一番わかりやすい、ゴリラから学ぶ生き方のコツ。
世界的なゴリラ研究者である著者が、アフリカのゴリラの群れに入って目にしたゴリラたちの姿を、どの本よりもやさしい文章で伝えます。
ゴリラやサルの生活や社会の成り立ちを明らかにすることで、人間らしさをひもとき、どう生きるべきかを語ります。友達関係で悩んだり、自分に自信の持てない若者に向けてのあたたかいメッセージも収録。
【目次】
第1章 ゴリラとの出会い
第2章 遊び、笑うゴリラ
第3章 ゴリラの家族と社会
第4章 ニホンザルを追いかけて、屋久島へ
第5章 家族でアフリカの森へ
第6章 ゴリラの国をおびやかすもの
第7章 低地と海辺のゴリラに会いに
第8章 すてきで不思議なゴリラたち
第9章 ゴリラから教わったこと
第10章 君たちはどう生きるか?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
90
京都大学の総長である著者が「ゴリラの国」に留学して学んだこと。人間は自分を自分だけで作れない、自分とは何かを理解するためには他人の反応を見ることが大事。ゴリラの社会を知ることで、人間とは何かどんな社会を目指していけば良いのかを考える▽ゴリラはサルとは違う。森の人とふれあって多くの知識を得る▽「個性」は言葉では表せない。人間は「言葉」があることで、なんでも言葉にしたがる▽友達を作りたいなら自己主張が必要。一緒に食事をしてみるのがいい▽「勝とう」とすること「負けまい」とすることは違う。良本2022/10/24
たいぱぱ
70
霊長類研究の第一人者、元京大総長でもある山極さんの40年にも渡るゴリラの国の研究から、情報社会を生きる現在の我々人間が忘れてしまったものを教えてくれる1冊。京大院生の時にアフリカに行き、ジャングルでゴリラの生態を研究した時の体験談は面白かった。ゴリラがベッドを作って寝るなんて知らなかったし、胸を叩くドラミングが言葉の代りだなんて意外だった。奥さんもお子さん達もコンゴの森で暮らしてたなんて、杉ちゃんよりワイルドだろう〜!一緒に食事を取ることは人間だけが作りだした平和で対等なつきあいってハッとさせられました。2026/02/03
テツ
28
京都大学の総長でありゴリラ研究の第一人者である著者が綴るゴリラへの溢れんばかりの愛。他の研究者の方の「山極先生は自分自身をおそらくゴリラだと思っている」という発言を何かで目にしたけれど、そんな常軌を逸した人物評を理解できてしまう程のきもちが伝わってきます。人間が特に醜く汚い生き物だとは決して思わないけれど、卑しくも自らを霊長と、ホモサピエンス(賢い人)と名乗る以上は、他の種の優れた部分を真似して取り入れるくらいの柔軟性は維持していたいですね。とりあえず明日から他人と揉めそうなときにはドラミングをします。2022/12/09
tomtom
16
とても分かりやすい文章で書かれているので、小学生でも楽しめると思う。ゴリラとの関わり方とかとても面白かった。種類によってあまりにも違いがあって驚いた。2020/10/13
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
15
『おすすめ!日本の子どもの本 2022』JBBY選 で紹介されているノンフィクション。 著者の40年に渡るゴリラの研究からみえてきたもの。ゴリラの社会、他者との関係性、コミュニケーションなど、人間社会が学ぶべき姿がそこにある。 【知らない世界をのぞくーみんな地球に生きる仲間たち】2023/05/02
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