シン・防災論―「政治の人災」を繰り返さないための完全マニュアル

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シン・防災論―「政治の人災」を繰り返さないための完全マニュアル

  • 著者名:鈴木哲夫【著】
  • 価格 ¥1,870(本体¥1,700)
  • 日刊現代(2024/06発売)
  • ポイント 17pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065357187

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内容説明

もはや災害は常軌を逸するレベルだ。それなのに、政府対応は「人災」ですらある。過去の教訓を生かせ。

能登半島地震の悲劇を徹底取材し、日本災害史をたどり直し、防災に捧げた先人に訊きつつ書き下ろす、著者のライフワーク。

2024年元日に起こった能登半島地震は甚大な被害を生んだが、政府による被害者救済、支援策の遅れがあわらになった。日本では地震災害は避けられないものの、被害をどう食い止め、被災者を支え、復興を牽引するか、それは政治の責任である。長年、最前衛のジャーナリストとして、歴代政権の災害対策を取材し、報じてきた著者は、能登半島地震において過去の教訓が生かされていないことに断腸の思いを抱き、防災論と防災マニュアルの決定版たる本書を書き下ろした。首都圏直下地震、南海トラフ地震を含む、迫り来る巨大災害に備えてーー。

【目次より】
第1章 「能登の悲劇」と「慟哭の惨状」
第2章 政府が繰り返す「被災者とのズレ」
第3章 災害対応も「安全保障」である
第4章 被災地で何を見て、何をすべきか
第5章 日本災害史――政治の大罪を教訓にせよ
阪神淡路大震災/東日本大震災/新潟県中越地震/熊本地震
第6章 心に刻め! 先人の言葉と意志
石原信雄(元官房副長官)/武内宏之(元「石巻日日新聞」報道部長)/村山富市(元首相)/村井嘉浩(宮城県知事)/達増拓也(岩手県知事)/森民夫(元長岡市長)/サンドウィッチマン(お笑いコンビ)/小野寺五典(元防衛大臣)/石破茂(元自民党幹事長)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

海燕

10
長年、報道に関わった立場から災害対策に関して建設的な議論がなされるものと期待したが、政府や行政の災害対応の批判に終始しているようでがっかり。よく見たら、講談社発売だが、日刊現代の発行となっていて、道理で週刊誌を読んでいるような気がしたわけだ(週刊誌はあまり読まないけれど‥)。「役所は法律に則り公平を期して動くから遅い。災害は有事だから、違法や不公平も気にせず対応するよう政治家が判断すべき」という主張が繰り返される。それは否定しないが、ことはそう単純ではない。役所の考えをもっと掘り下げてもらえるとよかった。2024/06/23

ネコ

2
これまでの災害の教訓やノウハウを十分に活かせていない。新型コロナを機に、内閣感染症危機管理統括庁ができたが、石破内閣のうちに防災省ができるか?2025/04/02

卓ちゃん

2
「天災は人間の力ではどうしようもない。地震が起きたことはどうしようもない。しかし、起きたあとのことはすべて人災だ」これが災害対応にあたって心すべき考え方だ。ところで、本文中に何度も「責任を取る」という言葉が出てくる。でも、「責任を取る」とはどういうことなのだろう。うまくいかなかったら辞任して終わりなのだろうか。辞めるのではなくて、何があってもうまくいくようにすることが責任を取るということだと思うが・・・2024/08/06

nasbi

0
僕の同級生は、奥さんと子ども2人を津波で亡くしたんです。奥さんのご遺体は2週間ぐらいして瓦礫の中から見つかったけど子どもは行方不明。それでその同級生は、自分でこんな長い竿を持って水の中に腰まで入って子どもを探し続けたんです。河北新報にも大きく写真が載ったんですが、それが何と泥の中から子どもを本当に見つけたんですね。抱き上げて。その後、仮設住宅に入って頑張っていたんですが、奥さんの火葬から1年後に自死しました。遺書には『子どもに会いに行ってくる』と。自死は多いんです。自分だけ生き残ったことが申し訳ないと。2024/11/11

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