中国の色彩 自然と暮らしに溶け込む伝統色

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中国の色彩 自然と暮らしに溶け込む伝統色

  • ISBN:9784837316022

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内容説明

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石榴紅・琥珀色・翡翠色・雪青・瑠璃藍・紫檀・月白……。長い歴史の中で、中国の人々は日の出や空の色、植物や生活の道具など、様々なものから色の名前を考え、数多の色と共に暮らしてきました。本書では、美しい中国の色の名前の由来や、染色の原材料、どのような服飾に使われたかなどを、鮮やかな図版と共に紹介。色にまつわる古事成語や→色名が登場する文献や漢詩などにも触れ、中国文化をより身近に感じることができます。中国の伝統色を使った二~四色の配色イメージや、文様デザインへの配色の応用例も掲載。イラストやデザインのためのイメージソースとしてはもちろん、小説や詩などの、言葉選びのヒントとしてもご活用いただけます。中国の風景や歳時を伝える写真が満載で、眺めるだけでも楽しい一冊です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

榊原 香織

109
豪華絢爛中国の伝統色 陰陽五行から。配色イメージ付き。 24節句のそれぞれ色イメージも2024/11/15

みつ

19
日本の色については以前何冊か読んだが、中国の色彩の知識は皆無。陰陽五行の思想との関連で色が順に増え春秋時代に五色が確立したこと、四方角を示す四色(相撲の房も相当するのでこれはさすがに知っていた)に対し黄色は中央に位置する天子の色というのもこの本で得た知識。色自体の紹介とともに二十四節気との関係、8つの時代区分の中での流行色の変遷など、それぞれ文様と合わせ教えてくれる。7月に読んだ『紅楼夢』で用いられた色「蜜合(ミーフウ。p40)」「水緑(スイリュー。p64)」「秋香緑(チウシャンリュー。p125)」➡️2024/09/21

大島ちかり

18
美しい。名前も素敵。詩も素敵。中国のゆるりとした荘厳さが感動する。2025/04/24

ichigomonogatari

4
うっとりする素敵な中国の色を紹介する本。まず伝統的な色の配色やパターンの説明があり、赤、黄、緑、藍、紫、褐、黒白、24 節気などの項に分け紹介している。赤なら茜色、朱砂、柘榴紅・・黄なら琥珀色、瑠璃黄、梔子色・・由来となる花や自然、配色パターンなどが見開きで載っていてため息です。2024/11/17

kaz

3
日本の色彩と変わらないものも多いはずだが、やはり中国らしい雰囲気を感じる。図書館の内容紹介は『美しい中国の色の名前の由来や、染色の原材料、どのような服飾に使われたのかなどを、鮮やかな図版とともに紹介。色名が登場する文献や漢詩にも触れ、中国文化をより身近に感じることができる』。2024/06/30

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