日本経済新聞出版<br> 戦略コンサルが知らない 最強の知財経営

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日本経済新聞出版
戦略コンサルが知らない 最強の知財経営

  • ISBN:9784296118267

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内容説明

東京大学・渡部俊也教授&古河電気工業・小林敬一会長 推薦!

これからは企業、サプライチェーンを超えた「エコシステム」を見据えた知財戦略の構築が欠かせない。そのときに武器になるのが、本書で解説する考え方とノウハウの数々だ。地政学的変化がエコシステムを大きく変える今こそこのような知財戦略は重要であり、読んでおきたい1冊だ。――東京大学教授 渡部俊也氏

イノベーションを起こし、世界で勝ち抜くためには本書に書かれている「経営戦略としての知財活用」を経営層から、まず深く理解し、実践することが欠かせない。――古河電気工業会長 小林敬一氏


【最強の知財戦略とは?】
本書で紹介する「最強の知財戦略」が「攻めのオープンな知財戦略」だ。
これは、今までの知財の使い方として一般的だった「守りのクローズな知財戦略」とは逆に、知財をオープンにすることで競争を促進させて事業効率化を図る手法だ。

他社との提携によって「攻めのオープンな知財戦略」と成長戦略とを融合させることができれば、極めて短期間にライバルから収益性と市場シェアを奪うことが可能となるのである。

本書は、知財戦略の現場と経営戦略の現場の両者で実務に携わってきた知財コンサルタントと、知財と経営の関わりについて長年追いかけてきたジャーナリストが、これから求められる知財戦略について明快に解説する。
知財と経営を考えるための基本知識から実務のポイントまで、体系立ててわかりやすく説明する。

「経営問題」としてきちんと知財と向き合うための決定版テキストだ。

目次

【第1部 間違っている!あなたの会社の「知財戦略」】

第1章 特許で勝利した30年、知財敗北で転落した30年
第2章 世界最先端の知財戦略から後れる日本

【第2部 これが本命「攻めのオープンな知財戦略」】

第1章「攻めのオープンな知財戦略」とは何か
第2章「攻めのオープンな知財戦略」策定のアプローチ
第3章「攻めのオープンな知財戦略」のケーススタディ
第4章「攻めのオープンな知財戦略」に必要な組織、人材、育成方法

【第3部 「新冷戦」は、日本復活に向けた大チャンス】

第1章 日本が知財で勝利するには?
第2章 知財ガバナンス、そして知財安全保障

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Go Extreme

2
世界3大発明ー低迷した中国・発展したヴェネツィア/英国 特許制度という仕組み・ビジネスモデル 知的財産・特許権・知的財産権 知財=ビジネス上の価値あるものすべて 米国・アンチパテント(案特許)政策 日本の勝利の方程式・クロスライセンス 知財のルールを変えた欧米企業 丸裸にされる日本企業 攻めのオープンな知財戦略 米国先進企業・知財のエコシステム構築 ソリューションビジネス・二面市場戦略 IPランドスケープ=知財情報分析・活用 ビジネス・アーキテクト不在 守りの知財=差別化特許+戦える特許2024/07/04

Go Extreme

1
https://claude.ai/public/artifacts/28305a48-7de0-47ba-8694-2ecfa1face59 2025/07/03

ゼロ投資大学

1
これからの時代、企業は「守りのクローズな知財戦略」ではなく、「攻めのオープンな知財戦略」を採用してこそ成長することができる。かつての日本企業は優れた技術力を用いたモノ作りで世界市場を席捲していたが、海外企業のオープンな知財戦略の後塵を拝することになった。突出した強みを持つ企業群でサプライチェーンを築いて、「攻めのオープンな知財戦略」で戦略を構築するべきだ。2024/08/01

DC

1
参考になった★3 サプライチェーン全体に対して、自社が攻めのオープン戦略と守りのクローズ戦略をどこに使うことが利益最大化し続けられるのかを考える、という発送が面白い。感覚的であった戦術を、知的な戦略として誰でも使えるよう昇華してくれていると感じた。2024/07/04

けんじー

0
知財の概要が知りたくて、たまたま選んだんだけど、ちょうど良いわかりやすさと、ちょうど知りたいことが書かれていて、理解が進んだ。ラッキー。2024/09/09

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