内容説明
元劇作家にして大学教授。
異色の私立探偵・呉誠(ウー・チェン)が帰ってきた!
風光明媚な〈台湾のベニス〉淡水で、20年前に容疑者死亡で幕を閉じた
連続殺人事件の真相に迫る。
台北国際ブックフェア大賞、翻訳ミステリー大賞、ファルコン賞などを受賞した
『台北プライベートアイ』待望の続編。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
旅するランナー
181
台北近郊の淡水と三重がメインの舞台。パイセー(すみません)など台湾語が混ざった語り口、文化や街の変遷、ディープな台湾を楽しめる内容は引き継がれています。この2作目は、更に愛の神秘の要素を取り入れ、ラブシーンが見られます。それでも、殺人事件の謎を解き明かす深~い推理が、やはり一番の読みどころです。2024/08/05
榊原 香織
102
華流ハードボイルド。インテリ崩れ探偵2作目。台湾、台北郊外の淡水舞台。 1作目読んだ時は気付かなかったけど、翻訳者、だいぶ以前台湾でご一緒した人ではありませんか。しかもこの本で翻訳大賞受賞 おめでとうございます。2025/12/17
ナミのママ
79
シリーズ2作目。癖のある主人公にとまどった前作だったが耐性ができたので余裕で読み始める。弱さも狡猾さも単純なところも可愛いぞと思ったら今回はロマンスがたっぷり。「DV8」はバーの名称。前の事件で名を知られた呉誠(ウー・チェン)のもとに新人女性弁護士が訪れ人探しを依頼する。これがまた芋づる式に複雑になり最後まで続く。助っ人となる仲間たちも個性的で会話も魅力的。事件はきちんと回収されるので楽しめたけれど、登場人物も増えてちょっと長かったかな。2024/06/10
タツ フカガワ
78
50歳を前に大学教授から私立探偵へと転身した呉誠(ウーチェン)は、美人のママが営むバー“DV8”に日参。ある夜そのバーに彼を訪ねてきた若い女性の依頼を受けたことから、呉誠は20年前の連続殺人事件と今年起きた殺人事件に関わることに。強面でもなくタフでもないソフトボイルド探偵の続編で、軽妙でときに含蓄ある語り口に今回も読む手が止まらなかった。次作がありそうなので、それも楽しみです。2025/11/08
えんちゃん
67
忘れてたけれど2段組だった。そして400頁。台北プライベートアイ続編。探偵物語。巻頭の登場人物表の全員漢字(当り前)に怯んだけど、何度も名前を確認しながら頑張って最後まで読んだ。本筋の事件解決よりも、恋愛とか人間模様とか台北の生活とか蘊蓄が凝縮されていて、何とも独特のユーモア&お洒落ワールドを堪能できた。面白いんだけど長くて苦戦したっていうのが本音。みなさんスラスラ読めているようで羨ましい!2024/08/06




