内容説明
新潟成南高校野球部員を乗せたバスが高速道路で横転。エース里田は軽傷で済んだが、部員の半数が重傷を負った。
一方、強豪・鳥屋野高校野球部では監督のパワハラが発覚。部員が激減し廃部の危機に。
キャプテンの尾沢は、中学でバッテリーを組んでいた里田に、両校で「連合チーム」を結成し、夏の県予選を勝ち抜いて甲子園を目指そうと持ちかける……
窮地に立つ2校の野球部が、ひとつになって夢の舞台を目指す姿を描いた胸熱の野球小説、待望の文庫化!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しんごろ
170
方や交通事故、方や監督のパワハラ問題。部員が減った新潟の両校が紆余曲折の末に連合チームとなる。連合のキャプテンとなった尾沢が、一枚岩といかない連合チームをまとめていく。チーム内がバラバラ、外からの圧力、ネットでの誹謗中傷と、困難が多い中、夏の甲子園を目指して、頑張る連合チームの選手達に胸が熱くなる。予選大会の精巧な過程、熱い試合の展開は、さすが堂場瞬一さん。いつか連合チームが甲子園に出場して、旋風を起こすのを見てみたいと思わせる筆力は見事で、堂場瞬一さんのスポーツ小説は面白すぎる。2024/07/18
ポチ
43
部員が足らなくて試合が出来ない、夏の大会にも出られない、そんな球児のための救済処置が連合。練習環境や場所など大変だろうけど、勝ち進み甲子園で躍動感溢れる姿を見てみたい。この作品のような事も起こり得ますね。2025/01/28
いっこう
13
表紙買いしたけど、ページ数の割には話が広がらなかったかな。高校生らしくないお話でしたねー。連合チーム、高校野球、新潟。2025/02/17
hasami1025
6
夏だし、スカッとしたの読みたい〜と思ってたところだったので、ぴったりの本だった。不運でメンバーが足りずに甲子園予選に出られなくなった2つの高校が、連合の仕組みでタッグを組み、甲子園を目指すお話し。熱い展開で夢中になって読んでしまいました。2024/07/07
V6_1800
5
なんだろう。連合チームというテーマは「チーム」シリーズと同様のものだけど、この作品はあのシリーズほどには面白みが無かった。「そんなに葛藤するか?」だったり「そんなにすぐ意識変わるか?」だったり……。星稜高校戦が頭にあって作者なりの考えが示されてるんだろうけど、それを組み込んだわりには問題提起だけで終わっているので意味があったかどうか。あと、毎度のことながら推敲していないと思われる文の破綻は気になった。2025/07/29
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