内容説明
「この社会は女性たちに、あまりにも長い間、あまりにも厳しく妻として、母親として生きることのみに意味を与えてきた――」
世界トップの少子化が進み、独身税の導入までささやかれている韓国。
そんな社会で、かつて結婚に憧れた著者は一人で生きる選択をする。
カウンセラーとして働き、自分の時間を過ごす中で、内なる声に耳を傾けることが大切だと気づく。
非婚女性たちにやさしく寄り添う温かいエッセイ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Humbaba
2
どのように生きていくかを決めるのは自分自身であり、それが幸せかどうかを判断するのもまた自分である。ただし、人は一人では生きられないし、とくに周囲の人からの言葉というのは大きな影響を受ける。他の人の考える幸せな生き方と自分の生き方が違っていれば、その分だけ摩擦が生じるのは避けられないだろう。それに対して受け入れるのか、それとも自分の生き方を貫くのかは、どちらにしろ全てが全て良いことばかりではないだろう。2024/11/09
マイチェル
2
自分の人生に結婚や出産が無かったとしたら、今後後悔するのだろうか?と思い手にした本。著者は思っているよりも未婚であることに劣等感を抱いているように思えた。負け組を認めながらも強がってあがこうとしてる、そう感じてしまった。もし著者のような感情を抱いてしまうような20年後なのであれば結婚はしたいと思った。楽しい時は1人でも全然いい。何か痛みを感じた時に一緒に涙を流して泣いてくれる家族が欲しいから私は結婚したいと思った。一緒に住むことは大切ではない、お互いの緊急事態に駆けつけられればいい。2024/07/24
しゅんぺい(笑)
1
結局、自分が自分であることをどう受け入れるか、やねんな。既婚、未婚、いずれであっても。どういう生き方をしていても。自分がいちばんの強敵。2024/11/05
チホンヌ
0
非婚だろうが、結婚していようが、いろんなしがらみの中で自分を大切にするってことだねぇ。。一人で生きることにも誰かと一緒に生きることにも理由や説明が要らなくなる世界が来たらいいなとは思う。2024/12/28
ミドゥーニャ
0
なぜか日本人のこういう本はみかけへん。後学のために、と思ったけど2024/06/30
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