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内容説明
今の世の中は、VUCA時代〈Volatility(変動性)・Uncertainty(不確実性)・Complexity(複雑性)・Ambiguity(曖昧性)〉と言われており、私たちをとりまく「常識」は常に変化しています。ときには、白だったものが黒になるほどの極端な変化をすることもあります。
もしも考え方をアップデートできないまま、社会の変化に取り残されてしまったら、単なる「時代遅れ」ではすまされないほどのダメージが出てしまうでしょう。これからは、自分で考え、行動する姿勢が今まで以上に必要になってきます。
そのために必要なのが、本書で紹介する「疑う思考」です。
「疑う思考」は、さまざまな視点で物事を理解し、問題を多角的にとらえる力です。
現在の情報化社会は真実と誤情報が錯そうし、一見するとすべてが正しいと錯覚するほど複雑になっています。これらを取捨選択するは、自分の経験や知識、社会的な情報を批判的に吟味すしなくてはなりません。また、新しいアイデアや戦略を作るためにも、自らの視野を広げ、異なる視点から問題を考察することが重要です。
クリティカルシンキングやロジカルシンキング、バイアス、思考のクセなどを総合的に学ぶことで、「疑う思考」は身に付きます。「疑う思考」が身につくと、視点が増えていきます。今まで当たり前にしていたことや、信じ込んでいたことに「それって本当?」と光を当てることによって、別の可能性が見えてくるのです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ta_chanko
20
ロジカル・ラテラル・クリティカルシンキング3つの思考法を駆使して、物事を立体的にとらえ、正しい答えを導く。「それって本当?」と疑うことがその第一歩。伝えるときは漏れなくダブりなく、明確かつ簡潔に。常識や思い込み、バイアスにとらわれず、物事を多方面から見て俯瞰することで、あらゆる可能性の中から最適な答えを導くことが大切。2024/10/18
okhiroyuki
2
なんかご自身の周りで起こった事例をかき集めてみました的な話がほとんど。もう少し突っ込んだ話が展開されていると期待していたのだけど、そんな感じではなかった。この手の話はやっぱり洋書が良いなと改めて感じた。分かりやすく書いているのかもしれないけど、なんとなく説得力がないというか、なんとなく軽い。2024/08/26
Go Extreme
1
https://claude.ai/public/artifacts/43808f55-248b-44ba-bd9c-d79e121273a4 2025/06/30
ケルトリ
1
自分の考えていることは正しい――という前提をまず取り払うような考え方を持つことが大切。自分が常識だと思っていることが他人にはまったく理解できなくても当たり前。同時に自分からすれば「意味が分からない」と言えるようなものでもその人にとってはとても重要なことだというのは当然存在する。それを理解し、常に広い目で世の中を見るようにすること。最も注意しなければならないのは自分の尺度で善悪・白黒をすぐに決めつけてしまうこと。2025/04/23
N
1
日々何も考えずに生きているので、「これってほんと?」という意識を持っていこうと思いました。2024/07/28