内容説明
「どうやって会話したらいいかわからないから、セックスをした」
「正直、お金もらえてセックスできるって最高じゃないですか?」
奔放かつ自由に、様々な男性とセックスをしてしまう女性たち。そんな「ヤリマン」といわれる女性を長きにわたり取材し、トークイベントなどを開催してきた筆者による、現代女性の《セックス黙示録》。
取材の過程で、出会った10人の驚くべき性体験をしてきた女性のインタビューと、「なぜ彼女たちは誰とでもセックスしてしまうのか」という疑問への答えに迫る、男性だけではなく女性においても必読の衝撃的ルポルタージュ。
一般的に「ヤリマン」と言われる女性たちは、「セックス中毒」、「性欲の強い変態」、「男好き」などと偏見を持たれがちで、同性であるフェミニストたちからも〝男性に阿り女性という性を軽んじている〟と強く非難されることも少なくありません。しかし、本書に登場する女性は、そんなイメージとは真逆であり、積極的に性へと向き合い、自分の意志で「ヤリマン」でいるケースがほとんど。彼女たちは、それぞれ様々な道のりを歩んできて、そこへと至っています。この本ではインタビューにより彼女たちの数奇な人生を紐解き、「女らしさ」や「性への向き合い方」などジェンダー規範にとらわれない女性の在り方を提示。さらには、昨今では「若者のセックス離れ」などという言葉もメディアに大きく取りあげられていますが、セックスの意味や価値を改めて読者に問いかける一冊にしたいと考えています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
GAKU
19
ざっと流し読み。2024/06/23
die_Stimme
5
経験人数数千人〜数万人の「誰とでも寝てしまう」女性たち10人に、今のようになるに至った経緯やセックス観などをインタビューしたもの。どうしてもネガティブなイメージを持ってしまうが、彼女たちは自らの意思でスポーツのように、趣味としてのセックスを楽しむ。いかに自分が旧弊な価値観を持っているかと気付かされる。他方、彼女たちの歴史をたどったときにやはり多くは家庭環境から一人で稼がざるをえなくなるとか、性被害と言えるようなものがきっかけになっているものもあり、自由な意志で選んだこととは軽々しく言えない。2024/05/31
まさや
3
10人の女性それぞれのストーリーはユニークで、多様な価値観と経験が織り交ざっています。この本を通じて、多くの人が「セックス」に対する固定観念を見直すきっかけになるのではないでしょうか。2024/05/24
S
2
下北沢のVILLAGE VANGUARDで買った。10人の女性が「ヤリマン」になった流れを語る本。1日に驚くほど人数とセックスをした彼女たちをいい意味で尊敬する。面白い部分があったんだが、読まなくてもよかったぐらいつらい部分もある。いつか「ヤリマン甲子園」に観客として参加してみたい。 2025/02/26
りん
1
自分の中にある価値観が崩れていく音がします。男を点ではなく、線で見るという発想がもはや目から鱗レベルでした。2024/11/28
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