不自由な脳は続く - 高次脳機能障害に対する支援再考

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不自由な脳は続く - 高次脳機能障害に対する支援再考

  • 著者名:鈴木大介/山口加代子
  • 価格 ¥2,574(本体¥2,340)
  • 金剛出版(2024/05発売)
  • ポイント 23pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784772420372

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内容説明

脳梗塞を発症し、高次脳機能障害の診断を受けてから八年――著者が自身の発症からこれまでの経過を辿り、長年この領域を見続けてきた心理士と対話する中で見えてきたのは、症状そのものだけではなく、症状に伴う当事者の不自由感、心理面を重視した支援について考えることだ。
障害理解と対策・工夫にたどり着くまでの著者ならではの思考、多くの当事者たちと交流する中で発見した視点が、見えづらい障害の輪郭を浮かび上がらせる、対人援助職や当事者・家族も必読の高次脳機能障害支援論・到達点。

目次

はじめに
I 当事者の心理を知る
対談の前に――発症後の心理的推移
1 情報処理速度の低下
2 注意障害
3 情動の脱抑制
4 記憶力の低下
5 易疲労

II 不自由な脳は続く
6 障害を理解する
7 症状の回復について
8 当事者の個人的要因
9 高次脳機能障害支援の最前線

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

清流

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脳出血から高次脳機能障害を発症した文筆家の記録本。書いてある内容は、全ての高次脳機能障害に当てはまる事例ではないが、発症後8年間の快復と奮闘の記録の抜粋。過去の筆者の著作物と比較しながら読むと、筆者の目線がどのように変わっていったかがわかる。高次脳機能障害者の8割は、脳出血や脳梗塞が原因だから、多くの人は参考にしやすいかもしれない。巻末の参考文献の大半はお勧め。2025/03/22

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