青春新書インテリジェンス 日本経済 本当はどうなってる？

著者名：生島ヒロシ【著】/岩本さゆみ【著】

青春出版社（2024/05発売）

• ISBN：9784413046961

内容説明

「日経平均株価」史上最高値を更新！　32年連続「対外純資産」世界一…なのに、我々国民はその恩恵を感じられないのはなぜ？　ＧＤＰが世界４位に転落！　政府の借金1200兆円突破！…でも、それほど悲観しなくていい理由とは？　この物価高・円安はいつまで続く？　などなど、気になる経済ニュースの疑問を、　ＦＰ(ファイナンシャルプランナー)の資格を持つパーソナリティと、元為替ディーラーの“お好み焼き経済学”者、ラジオでも大人気のコンビが解き明かす、日本経済「超」解説書。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[あみやけ]

こういう本を読んでると、まぁ、どこまで正しいかはともかく、今、この国に住んでいるのはありがたいことかなと思います。あんまり冒険もしないし、安定志向でいきます。これからも。そしてやっぱり健康第一ですね。

2024/07/15

[メタボン]

☆☆☆★　二人の対談で日本経済の現状をわかりやすく解説。2022年日本の貿易赤字が過去最大になり円安を加速。日本企業は海外に生産現場、販売を持ち為替の影響を受けづらい体質に。2022年の対米直接投資は10年前の倍に。アメリカ・ファーストは雇用を増やし輸出を増やすのでドル安に。ドル安は速い。国債発行残高1200兆円。国債の60年償還ルール。戦時下のドル高。米国の武器輸出シェアは4割。社会保障と租税負担の国民負担率は4割。米国32%、フランス70%、英国46%。老後資金は65歳で4千万円が安心。

2024/09/11

[ossan12345]

オワコン化と言われる日本の経済．財政についてどことなく楽観的な味方も交えて概括する本。とはいえ、これを鵜呑みにして日本大丈夫ということにはならないのではないか。世界各国との差がどんどん開いていきそうだ。

2024/05/22

[yamaoka]

対談式なので経済全体が分かりやすい。生島ヒロシさんの朝のラジオに岩本さんが出ているので、それも併せて聴くとさらにわかりやすい。日本の借金は家庭内マージャン。お父さんが一人勝ちしていても、貸すのはお母さんの財布なので、家で見たら同じ。「政府の借金は国民の資産」。消費税を下げて国債を発行しても、それはお母さんのお財布なので問題ない。

2024/11/14

[ikedama99]

日本の経済、すべてがわかったわけではないが、雰囲気はわかったような。グラフも多いので状況はつかみやすい。1章の「世界一資産がある日本で生活が厳しいのはなぜ？」、2勝の「この物価高はいつまで続く？円安はなぜ起こる？」~4章「消費税は上がるばかりで、なぜ下げられないの？」までは何とか読んでわかった感じがした。そのあとは、感覚的に難しかった。

2024/05/31