ジャック・ウェルチ 「20世紀最高の経営者」の虚栄

著者名：デイヴィッドゲレス【著】/渡部典子【訳】

早川書房（2024/05発売）

• ISBN：9784152103352

内容説明

ジャック・ウェルチは米国最強企業ＧＥのＣＥＯとして、飛躍的な業績の伸長と規模の拡大を実現した。だがそれは短期的利益のみを追求し、企業の未来を食い潰して築いたものに過ぎなかった――徹底的な取材で「二〇世紀最高の経営者」の虚飾を剥ぎ取る傑作評伝。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[hata2]

現在のボーイング社の状況もあり読んでみたが、ボーイング社を巡るエピソードも結構多い。著者はジャーナリストであるせいか、ジャック・ウェルチに対する批判がほとんどで、後半に進むにつれ、政治色が強くなる。最後の方は著者が考える経営に対する変格案も出てくるが、そんなに単純なものかと思わなくもない。

2024/06/13

[KKKK]

後出しかもしれないがGEやっぱりこうなった感はありますね 日本でも当時からこの人のやり方を批判する市井の経営者は多かった あとこの手の経営やるのがエスタブリッシュメント出身じゃないのが多いのも気になりますねえ

2024/09/30