平凡社新書1059<br> 葬儀業 - 変わりゆく死の儀礼のかたち

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平凡社新書1059
葬儀業 - 変わりゆく死の儀礼のかたち

  • 著者名:玉川貴子
  • 価格 ¥990(本体¥900)
  • 平凡社(2024/05発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 270pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784582860597

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内容説明

終活ブームで「葬儀」への関心は依然として高い。だが葬祭業は秘密のベールに包またままだ。戦後の葬儀業界の変遷と現在地を追う。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヒデキ

49
最近、葬儀を行ったのもあって読んでみました。 戦後のおそらく都市の場合を想定されていると思うので 私の実家のように同行組織があるところは、コロナ時くらいからやっと近代化が始まったような気もします。 「葬儀業」も段々小型化している中で 葬儀の仕方も変わってくるんんでしょうね 親戚で家でやらなくてはならない旧家があるんですが、 うちの葬儀の時に葬儀社さんに仕切ってもらえるか聞いてました。どんな形になるのかなと思っています2024/06/07

つちのこ

36
この冬に喪主として父の葬儀を行った。人生でそんなにない貴重な経験をさせてもらった。生前、何気なく話した「亡くなったら、家族葬がいいね」という雑談が、現実のものとなった。コロナ禍だったことも影響したかもしれないが、おそらく自分のどこかに家族葬一択という信念に近いものがあったからこそと思う。本書では変化してきた現代の葬儀全般について検証しているが、かつての住民一丸となって葬儀を執行していく義務参加型の風習は、葬儀業界の隆盛により激減している。簡素であろうが、見送る人たちの儀礼や思いが伝わればそれでよいと思う。2024/09/30

Hisashi Tokunaga

4
近年の日本における葬儀について、葬儀ビジネスの視点から変質、展開を読み解くのがユニークで、その意義は大きい。新書版で一読できる質量がありがたい。葬儀を再考する上で良書。生前葬、生前予約への言及、「葬祭ディレクター1,2級」あるいは「全葬連葬儀事前相談員」資格の紹介は初見だったので興味深かった。葬儀の内容は性別、生計のゆとり、同居者の有無、が要因とのあえての指摘は腑に落ちた。また、葬儀のような儀礼は「改変可能」との指摘は同感。葬儀は一筋構成されていないのも実感。自助、共助、公助と多彩な法・行政からなる。2024/07/28

kaz

3
葬儀業界の変遷と現状を分析し、葬儀についてのさまざまな議論や批判を取り上げる。葬儀の見方に関する基本的な知識を得ることができるのはもちろん、一般葬の流れからキリスト教(プロテスタント)の葬儀のやり方、葬儀業界の裏話なども紹介されている。葬儀不要論には傾いておらず、儀礼の意味を説いている。日本のプロテスタントの葬儀が、仏教の葬儀の影響を受けているという指摘は面白い。2024/07/25

Go Extreme

1
https://claude.ai/public/artifacts/60591ae4-47bf-4b72-8d4d-b849d6abe9d1 2025/06/28

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