失敗のクィアアート - 反乱するアニメーション

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失敗のクィアアート - 反乱するアニメーション

  • ISBN:9784000616317

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内容説明

失敗や敗北のほうが,成功や勝利よりもはるかに創造的で驚異的だ! 『ファインディング・ニモ』『シュレック』といった傑作アニメから前衛アートまでを縦横に読み解き,資本主義と異性愛規範に支配された現代における「成功」の神話を解体する.バトラー以降のクイア理論を代表する批評家ハルバースタム,待望の初邦訳.

目次

導 入 低俗理論
第一章 反乱のアニメ化と反乱するアニメーション
第二章 「この野郎,俺のファルスはどこだ?」――忘却,敗北,堂々巡り
第三章 失敗のクィアアート
第四章 シャドウ・フェミニズム――クィアな否定性とラディカルな受動性
第五章 「私のなかの殺人者は,あなたのなかの殺人者」――同性愛とファシズム
第六章 失敗を活性化する――エンディング,逃れること,生き延びること
謝 辞
原 注
訳 注
訳者解題
参考文献
用語リスト

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

takao

3
ふむ2024/04/30

pushuca

1
夥しい著名人、アニメ映画、小説などを引用し、価値の転倒を図る。妙な説得力がある。2026/01/03

0
おもしろかった!この本からの一番の教訓は〈テキストのアナーキー〉みたいな感じだったのに該当箇所が見つからない💦2章と4章は難しかった、マゾヒズム・「救済の失敗」は私自身はやっぱり耐えられなくて成功したくなっちゃうのかな、失敗を「肯定」すること、どこまでポジティブでどこまでネガティブなのかわからなくなる。ナチへの言及👍、セジウィック読みたくなった。2025/03/21

タケチョ

0
「普通」とは何かを問う本書にこういう言い方もどうかとは思うが、「普通」なら、「~になろう」「~を成し遂げよう」という方向で人は努力し、その目標達成を「成功」とみなしがちである。しかるに本書は、「成功についての慣習的な理解から外れた〈存在と知のあり方〉について考える」とあるように、ナニモノかになったり、成し遂げたりするのではないことが生み出す世界を想像しようとする。主流の価値観を攪乱するクイア性を「低俗」作品に見出す手際は読者を勇気づけるだろう。何故なら、「生きるとは、失敗すること」なのだから。2024/08/14

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