内容説明
漱石・遠藤周作・村上春樹・よしもとばなな・俵万智などの翻訳テクストを例に、原文と訳文との「ずれ」を丁寧に観賞・分析し、彼らの文化の相違を明らかにする。細部への探求から生まれたユニークな比較文化論の試み。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
yasukotta
3
帯にあるような「文化論」というよりも原作と翻訳にまつわるエッセイという感じがしました。誤訳を指摘するというものではなく、原作と翻訳とのズレに着目して素朴にしみじみとおもしろさを感じる。そんな一冊です。それはそれでおもしろかったです。著者と学生とのやりとりなども書かれてありほっこりします。忘れたころにまた読み返したくなると思います。2020/03/09
timeturner
1
これまで英語の小説とその翻訳の比較については読んだことがあるが、その場合はどちらかというと「誤訳」のほうに重点がいきがち。こうして逆のパターンを見ていくと、原作と翻訳の違いというのは必ずしも「誤訳」によるものばかりではないのだと理解できて興味深い。2009/10/28
LYE
0
おもしろかった。吉本ばななや村上春樹の和英翻訳の一部なんかも例に入ってる。文化の差って思ってたよりでかいな2010/04/14
ほうじ
0
日本語って他国語話者からすると複雑で難解なのだろうな……2024/08/10
dskmori
0
原作小説とドラマ/映画化されたモノが別作品であるように、翻訳も別作品だと思わないといけない。と感じた。2020/08/02




