ビブリオフォリア・ラプソディ あるいは本と本の間の旅

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ビブリオフォリア・ラプソディ あるいは本と本の間の旅

  • 著者名:高野史緒【著】
  • 価格 ¥1,771(本体¥1,610)
  • 講談社(2024/05発売)
  • ポイント 16pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065354049

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内容説明

「SFが読みたい! 2024年版」国内篇第1位著者が描く
本好きの、本好きによる、本好きのための本

消えてゆく本
書けなくなった詩人
「本の魔窟」に暮らす青年

本であふれた世界に、希望はあるか?

本を、小説を、書くことを愛しすぎている人たち<ビブリオフォリア>の紡ぎ出す、どこか切ない未来

作家は、小説は、本は、どういう未来に向かっているのかーー

読書に関する特殊な法律が課された世界の作家 「ハンノキのある島で」
正確に訳すことが限りなく不可能なマイナー言語の日本で一人の翻訳者 「バベルより遠く離れて」
あらゆる小説を斬りまくる文芸評論家が出会った、絶対に書評できない本 「木曜日のルリユール」
書けなくなった元「天才美人女子大生」詩人のたったひとつの願い 「詩人になれますように」
「本の魔窟」に暮らす蔵書家が訪れた不思議な古本屋 「本の泉 泉の本」

いろいろな書き手のもとを巡っていくダブルクリップの旅と、本にまつわる5つの物語

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

うさ

4
色々な本にまつわる短編集で、本好きなら楽しめるかなと思って読んでみたんやけど、楽しむというより安らかな気持ちになってすぐ寝落ちしてしまい中々先に進めなかった~短編集なのに(笑) 面白く無かったんじゃなくて得も言われぬ安らかな気持ちになって睡魔がやってくるって褒めてるんやで~知らんけど(笑)2024/06/07

葵堂

2
本に関わる人たちを題材にしたSF。 SFじゃなければ良かったのになあと思いながら読み終えた。2024/06/08

アマデウス

1
すべての読書家に捧げるラブレターSF。 格別な短編集で、しばし非日常を存分味わった。 作者さん自身、本に対する思い入れが強いのかも!?2024/05/25

ゆり

1
「詩人になれますように」はグロい描写もあり、全体的に重くて暗いので、メンタル弱い人にはおすすめできません。「木曜日のルリユール」が1番SFぽいですが、全部ワクワクするようなSFでなく、気が滅入る感じのものばかりでした2024/05/24

夏みかん

0
本がテーマの短編集だけど、ビブリオフォリア感を感じたのは「本の泉泉の本」で少しビブリオフォリア感とは遠い感じ。でも、本に関わるお話ばかりなので本好きなら楽しめるかな。2024/06/09

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