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内容説明
『人新世の「資本論」』著者、斎藤幸平氏 絶賛
「これまでのやり方は曲がり角に来ている。日本がどのような農業を目指していくべきなのか、読むほどにもっと深く知りたくなる。
とても勉強になる本、続編を心より期待する」
「自給率100%のコメも化石燃料がないと作れない! 」
みんなの知らない食料問題のホント
たちまち重版!
ツイッターフォロワー数8万人の農業研究者が、
日本の農業の現状と食料安全保障について分かりやすく解説
小麦粉や食用油をはじめ、食料品が急激に値上がりしています。
戦争や円安、資源価格の高騰など要因は様々ですが、輸入で何でも安く手に入る社会は当たり前でなくなりつつあります。
著者は、 「海外から食料や化石燃料の輸入がストップした場合、国内の生産力だけでは3000万人分の食料しか作れない」 という恐るべきシミュレーションを明らかにします。
「もしも」のとき、日本は国民をどう養うのか。
農業のみならず、経済・社会など多方面から食料安全保障を問い直します。
豊富なデータをもとに日本農業の現状を明らかにし、国民を養える国にするための方策を考えるきっかけに。
平易な文章で、知識ゼロでもわかりやすい!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
榊原 香織
80
3000万人 石油が手に入らなくなり、完全自給するとそんなもん 江戸時代はずっとそれ位。 農業の本かと思ったら、経済学の本だった。 イギリスは第2次大戦の苦しさを教訓に、今は穀物自給率70%を維持してるそうですよ。 日本は?2022/11/23
壱萬参仟縁
62
来週は、政経の授業が南北問題から。食料問題は終わってはいるが、飢餓や食料安保は防衛費をめぐる昨今の拙速、朝令暮改の政治に危機感を抱かざるを得ない。本書はアップトゥデイトなテーマである。多くの人が日本の食糧安保を考えるために読んでおきたい内容。2022/12/17
belalugosi6997
36
経済系論客が招き、紹介した一冊です。飢餓を防ぐには食料との関係は薄く、それよりも1.農業以外の産業があり2.消費を減らさぬためにも解雇を規制3.危機を知らせる報道機関の存在4.政府は報道機関を容認する5.政府は世論を尊重する6.困窮する者へ現物等が行き渡る公共政策があること。更に国内農業は沢山作ることで非農業が稼ぐ負担を軽減し、海外へ農産物を輸出して稼ぐ、非農業は自給エネや国内農業では不足する食料・エネを海外から確保すべく、世界に人気の商品やサービスを提供、農業と非農業が日本を養うため、協調が大切である。2022/12/26
モーモー
25
科学肥料、石油を使用することにより、収穫高を大幅に増やせた人類だが、仮に科学肥料が使用できなくなると全人口の半分低度の30億人程度しか養えないという試算。 グローバリズムがすすみ分業化になったため、コロナ禍のようなことが発生すると機能不全に陥ってしまう。資源をもたない日本は万が一のことを真剣に考える必要がある2023/07/04
ようはん
23
昨今の値上げラッシュやウクライナ戦争等の国際情勢の激動の中で冒頭の「私たち大人の世代は、物質的に恵まれた生活を送れた、最後の世代になるかもしれない」という言葉が重い。現状の農業は農業機械の運用も化学肥料生産も石油に頼らずを得ない状態で石油枯渇や国際情勢による石油確保の困難が起こりうる危機はなんとも暗い気持ちにさせられる。2023/02/28
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