内容説明
人気お菓子研究家の原点!
漫画やドラマなどに出てくるさまざまな食べ物。それはどのように扱われているのか? フード理論を知ればもっと物語が面白くなる!
大きな口を開けて美味しそうに食べる人は腹の底を見せているため善人! フード目線から物語における登場人物の性格や感情、状況を読み解く。更に「賄賂は菓子折りに忍ばせる」「失恋のやけ食いはいつも好物」など、よく似た演出を50のステレオタイプに分析。フード理論を知れば、新しい発見や興味が深まること間違いなし!
単行本 『ゴロツキはいつも食卓を襲う フード理論とステレオタイプフード50』 太田出版2012年4月刊
文庫 『物語をおいしく読み解く フード理論とステレオタイプ50』に改題 文春文庫2024年1月刊
※この電子書籍は文春文庫版を底本としています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あるぱか
3
フード理論という言葉に惹かれて手に取りました。読んでるとなるほどなぁも思うことがたくさんあって面白かったです。映像に映る食べ物達にそんな意味が込められていたとは。2024/02/04
小寅
2
もっと、ドラマや本、映画の具体的なタイトルが出てくるのかなぁって勝手に思い込んでいた。 なのでドラマや本に映画のタイトルが少なかったのが、少し残念。 けれど、書かれていることはなるほどなぁって思えることばかりだった。2024/03/20
辻本 敏久
1
あるあるそんなシーン。2024/03/23
chamcham
1
とにかく面白い。食べ物に関する行為がメタファーになっているという点が、いわゆるマンガや映画などを通して、ステレオタイプ化されていることも興味深かったうえ、福田さんならではの妄想もユニークでププっと笑ってしまうことが多々ありました。行動心理学としても良書なのではないかと思いました。2024/02/12
かぐつち
1
あるある〜!と思う食ネタが50章。しかしあるあるネタもここまでまとめるのは大変だし、よくぞ……という気持ち。なんだかとても映画が見たくなってきました。2024/02/08