書棚の番人

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書棚の番人

  • 著者名:碧野圭
  • 価格 ¥850(本体¥773)
  • PHP研究所(2024/05発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569903996

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内容説明

ベストセラー「書店ガール」シリーズの著者による、書店を舞台としたミステリー。書店員の椎野正和は、ある朝届いた積荷の中に、少年犯罪者の告白本を見つけて驚く。それは十七年前に女子中学生が惨殺された事件で、正和の同級生が起こしたものだった。しかも正和は共犯と疑われたのだ。書店業界が「売るべきか売らないべきか」と騒然とする中、その本を読んだ正和は、ある違和感を覚えるのだが……。出版・書店業界の裏事情を巧みに盛り込んだ、慟哭のミステリー。『書店員と二つの罪』を改題。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

32
十七年前に女子中学生が惨殺された事件で犯人の共犯を疑われたある少年犯罪者の告白本の出版。衝撃を受けたカリスマ書店員の椎野正和が違和感の謎を追うミステリ。無実が証明された後もいわれなき中傷を受けた彼の十七年経っても未だに忘れられない苦い過去。なぜ今になって出版されたのか。書店に並ぶヘイト本事情に対する複雑な思いも絡めながら、違和感の正体を追いかけるうちに辿り着いた真実は様々な意味でほろ苦かったですね…。ぶちまけて楽になるのではなくそれを一生背負いながら生きていく、突きつけられた贖罪の覚悟が印象に残りました。2024/05/09

mayu

23
十七年前に起きた女子中学生惨殺事件は犯人が中学生であり更に猟奇的な事件だった。今は忘れられている事件が犯人の告白本と共にまた注目を浴びる。主人公の職業が書店員ということもあり、売りたくない本と売れる本との葛藤など書店事情もリアルに描かれていた。犯人と幼馴染で仲良くしていた昔の記憶と、さまざまな違和感が真実に近づいていくにつれて辛さも重く重なっていく。真実を告白する事が関係している人達を楽する訳ではない。重く切ない真実に身動きが取れなくなる様な感覚を感じる一冊だった。2024/05/13

ドットジェピー

4
ハラハラドキドキしました2024/05/18

かんがるー

2
「書店員と二つの罪」を加筆改題して文庫化。 凄惨な事件によって運命を狂わされた人達。母が護ろうとしたもの、母を護ろうとしたもの。 罪は罪として償う。いくら被害者家族を慮ってのことだと言ってもそれは詭弁であって贖罪ではないのでは。 結末は理解はできるがこの終わり方に寄り添えない。2024/05/26

大福

1
82冊目、読了。 書店員として、気になるタイトルなので、読まないわけにはいかないよね(笑) 棚と言うより、家族とモラルを守っていました。 売りたい本と売れる本はちがうからなぁ。 棚を眺めていて思います。 ネームバリューは確かにすごいけど、隣の本のほうが…って。 でも、手にとって買ってもらわないといけないからね。 書店員のそんな複雑な想いも描かれています。2024/06/05

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