詐欺師の誤算

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詐欺師の誤算

  • 著者名:笹倉明【著】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 論創社(2024/05発売)
  • ポイント 16pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784846022891

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内容説明

返済の約束は再三にわたって破られたが、その日には間違いなく入金される予定であった。銀行に入金を確かめるため、玄関を出ようとしたその時、電話が鳴った……。
受話器をとると、その男は「警視庁の者」だと名乗り、金を貸している「相手の名前」を告げ、「知っているかどうか」を訊ねてきた。
──それが、事件の始まりであった。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

えみ

57
これは間違いなく詐欺の記録だ。詐欺にあった多くの人が困惑と怒りに打ち震える様を記録する一冊。まさかこの人が詐欺師だったなんて!という意外性と、そうだと思っていた。と納得される二面性を持ち合わせる人物の強かな犯罪。詐欺師に振り回された人々が失いながらも得たものに焦点が当たるストーリーの後半はそれぞれの困難に立ち向かう為人が興味深く描かれる。お金さえ手に入れば、嘘に塗り固められた嘘をつき通し続ける人生も幸せだと思えるのだろうか?人の好さに付け込む詐欺師の卑劣さに憤りしか感じない。人望ある酒場の女将の詐欺記録。2023/10/26

ともりぶ

4
面白そうなタイトルだったので読んでみた。詐欺師が最後にしくじってすっきり、という話ではなかった。騙された側は犯人がどう裁かれるかよりお金返ってくるかのほうが重要。2025/07/10

としき

2
タイトルからして、どんな大どんでん返しがあるのか!ワクワクしながら読んだが…ちょっと期待外れ!詐欺被害者の立場から、信じていたものに裏切られた気持ちは赤裸々に語られていたが、逆に加害者(詐欺師)がどんな気持ちで人を騙し、罪を認めた後についても被害者に対して、どんな気持ちだったのかも語られれば、もっと展開が面白かったのではないか?読みやすい本だったが、これならTVドラマ仕立ての方がいいかもしれない。2023/12/21

*☆*:; 花*はな :*☆*

2
★★★☆☆2023/12/20

やす

0
「あれっ、オチは?」って思ったけど、ほぼノンフィクションみたいな本だったのね😀2025/01/25

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