中公文庫<br> わが文学 わが作法 文学修行三十年

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中公文庫
わが文学 わが作法 文学修行三十年

  • 著者名:水上勉【著】
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • 中央公論新社(2024/04発売)
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  • ISBN:9784122070356

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内容説明

『雁の寺』『寺泊』など作品の背景をエピソードを交えて、書くことの方法と身を削る「業」の厳しさを明かす。文学作法を自ら語るファン必携の一冊。〈解説〉掛野剛史

「雁の寺」四部作
「五番町夕霧楼」
「越前竹人形」
「越後つついし親不知」「霰」「静原物語」
「しがらき物語」「波影」「鴉の穴」
「飢餓海峡」8
「湖の琴」「銀の庭」「霙」
「城」「佐渡の埋れ火」「名塩川」「京の川」「畳職人谷捨蔵の憂鬱」
「弥陀の舞」「はなれ瞽女おりん」「馬よ花野に眠るべし」79
「凍てる庭」
「冥府の月」「桜守」
「好色」「男色」
「蓑笠の人」「越前一乗谷」
「焚火」「有明物語」「猿籠の牡丹」
「兵卒の 」「冬日の道」「道の花」「草民記一章」「『ぼろんか騒動』の多吉」
「宇野浩二伝」
「古河力作の生涯」「鶴の来る町」
「一休」
「近松物語の女たち」「あひるの子」「わが草木記」
「わが山河巡礼」「失われゆくものの記」「日本海の人と自然」「金閣と水俣」
「若狭幻想」
「霧と影」「死の流域」
「海の牙」「火の笛」
「寺泊」「壺坂幻想」他
「決潰」「棺の花」「ちりめん物語」
戯曲「雁の寺」他

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

towerofthesun

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「作家の業というようなものがあれば、書くのも業だが、書かぬというのも業のはずである。」ー日本の辺境にしがみつくように住む人々の悲哀を、職人のように小説に仕立てて描き続けた筆者による、自著解説集。まだ作家人生も半ばにして全集を編むことになり、その巻末につけた解説を集めたものなのだが、本来屋上屋を重ねるような仕事も断らず淡々とこなす筆致は、これ自体が一つの到達点ともいえる気がする。2021/03/05

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