ヤングキングコミックス アラバスターの季節（3）

著者名：高津マコト

少年画報社（2024/06発売）

• ISBN：9784785976859

内容説明

息詰まるような島での高校生活を送っていた町田銀は気晴らしの最中に色の白い女性に出会う。女性は学校の美術教師の咲坂だった。咲坂から彼女の裸体のデッサンを頼まれた銀はデッサンにのめりこんでいく…学校に来なくなっていた美術部長の紫も復活してこれから本格始動しようとする中、咲坂の裸体デッサンが学校内で問題になってしまい!?思春期青春譚完結！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[美周郎]

そうか、デキちゃうのか、そういうのじゃないと思ってたが思いのほか俗な二人だった。健気な幼馴染が救われないなあ。

2024/06/10

[たけのこ]

これにて完結。 おーそういう方向にいくのか。もっと長いスパンでふたりのことを見たかったですね。そのうえでこの結末なら、もうちょっと感覚違った気がするかな。なんにしても先生も魅力的ですし、いいとこたくさんあった作品なので、次作も楽しみにしています。

2024/06/12

[nas]

裸体がずっと良かったな

2024/11/09

[RoughMagician]

最終巻になって展開が大分駆け足になった印象。少年少女の繊細な心情を丁寧に描いていて、そこが見所だと思ってたので、話の畳み方がより雑に感じてしまって残念だった。援交バレの顛末は、結果的に「エロ描写がしたいだけなの？」と思ってしまう、必要性を感じ辛い要素になった。

2024/10/08

[クマリカ]

出だしは面白そうと思ったけど　意外と凡庸な結末だった　憧れのグルに受容されるというのは甘美なのかもしれないけど　グルは憧れのグルとは未成立なのでグルを救うという妙な関係性で　治療者に陽性転移した患者の恋愛妄想的な構造　治療者は陽性転移を治癒に利用すべきでユング派的な恋愛可能性の許容はどうなのかなと思う

2024/09/28