内容説明
人は人生を惜しみ、別れを惜しむ作業を通じて、許し、許され、愛し、愛され、肉体と心、魂の旅立ちを整える。米国に於いて、生と死の神秘とキセキが交差するホスピスという場所で7年間グリーフケアに関わり、終末期にある患者と家族の別れの準備に寄り添ってきた著者による、人がどう生きるのか、どう死ぬのかの答えを模索する一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ALLEGRO
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死のイメージはどうしたって暗くて怖くて辛い。 後悔、寂しさ、いつまでも縋ってしまう思い。 この本を読むときっとそのイメージが変わります。 縁起が悪いことだと後ろめたくて、避けて見ないように蓋をしていたことが、最愛の人と自分にとって一番大切なことだと気づかされます。 本来であれば知ることの出来ない他人の死別の瞬間や見送る側の想いなど、貴重な場面をたくさん紹介しており、著者が何年も何十年もかけて学びえた経験や知識に触れられ、追体験ができる、これぞまさに本の素晴らしさをあらわした特別な1冊だと感動。2022/07/01
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