猫と犬が見る夢は

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猫と犬が見る夢は

  • 著者名:松永憲生
  • 価格 ¥1,056(本体¥960)
  • 文芸社(2024/04発売)
  • ポイント 9pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784286217345

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内容説明

余命、わずか三週間……。ある程度覚悟していたとはいえ俊は、ため息を隠さなかった。「冗談じゃないわ! そんなの私は信じない! キクを絶対に死なせはしない!」(本文より)。出会いと別れ──。家族として迎え、“余命”に立ち向かい、そして旅立つまでの奇跡の物語。一度人間に裏切られ〈捨てられた〉彼らが、しあわせな夢を見られるように──。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yukision

52
著者の飼っていた犬猫との思い出を記した本。子供の頃の辛い思い出から猫は飼わないと誓った著者が,大人になって保護犬,そして保護された捨て猫を飼うことに。字が大きく子供時代の話は子供向けの本のようにも感じたが,高齢になった飼い犬の闘病生活のメモも細やかで残りの時間を大切に過ごしたことが伺える。生き物を飼う喜びだけでなく,重い責任が伝わってくる。2023/08/10

小梅さん。

8
俊が猫を飼わないと決めた経緯があまりにも悲惨で、いくら動物のしたことでも許しがたく思えてしまった。でも、大人になった俊が犬とのクルと猫のキクと暮らすようになってからは、一気に物語に引き込まれていった。 寿命の長さから、ヒトが犬や猫を見送ることが多いのは分かっていても、クルとの別れ展開には号泣。 あまりにも健気で、それが涙を誘う。 それに対するキクの反応がまた、、、 そして、キクが余命宣告を、、、 奇跡のような展開に、生きる力を信じることの強さを思う。 命って素晴しい。2020/08/27

ぷう

1
猫は目と鼻と口がこぢんまりと集まっていてかわいい、ってのがすごく共感した。2020/08/28

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