集英社文芸単行本<br> 東京ハイダウェイ

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集英社文芸単行本
東京ハイダウェイ

  • 著者名:古内一絵【著】
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 集英社(2024/05発売)
  • 2026年も読書三昧!Kinoppy電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~1/12)
  • ポイント 540pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784087718683

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内容説明

ようこそ、心休まる「隠れ家」へ。

東京・虎ノ門の企業に勤める桐人は、念願のマーケティング部に配属されるも、同期の直也と仕事の向き合い方で対立し、息苦しい日々を送っていた。
直也に「真面目な働き方」を馬鹿にされた日の昼休み、普段は無口な同僚の璃子が軽快に歩いているのを見かけた彼は、彼女の後ろ姿を追いかける。
辿り着いた先には、美しい星空が描かれたポスターがあり――「星空のキャッチボール」

桐人と直也の上司にあたるマネージャー職として、中途で採用された恵理子。
しかし、人事のトラブルに翻弄され続けた彼女は、ある日会社へ向かう途中の乗換駅で列車を降りることをやめ、出社せずにそのまま終着駅へと向かう。
駅を降りて当てもなく歩くこと数分、見知らぬとんがり屋根の建物を見つけ、ガラスの扉をくぐると――「森の箱舟」

……ほか、ホッと一息つきたいあなたに届ける、都会に生きる人々が抱える心の傷と再生を描いた6つの物語。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

fwhd8325

306
どの物語も心に染み入ってきて、涙腺を刺激してくれました。誰もが心に傷を持っているからこそ、人と接することを拒んでいるように思います。物語は誰が主人公ではないけれど、私には璃子さんがとても気になりました。彼女に関する物語は、とても心に響きました。それは、偏った優しさなんかではなく、むしろ自分の中に同じものを感じたからなのだと思います。プラネタリウムも一度行ってみたい、そして大好きな国際子ども図書館へも。2024/09/30

のぶ

281
古内さんの新刊は、それぞれの主人公が元々知っていた、または状況に流されて偶然見つけた「隠れ家」が毎話出てくる6つの作品集で、楽しく読む事ができた。何かに行き詰まった時、全く別の世界を持っていると救われる。日々の忙しない生活の中、仕事や人間関係で疲弊したり、理不尽な目に遭った主人公たちがそうした場所で、一息つけるのはとても良いと思った。息苦しさを抱えた登場人物を見ていると、多様性を良しとする風潮が、逆に息苦しく多様性を奪っているような気がしてならない。今までの古内さんの作品にも共通する部分も多い。2024/06/09

はにこ

280
東京に住む人々の生活を描く、連作短編集。登場人物達はそれぞれ悩みや葛藤やトラウマとそれぞれ戦っている。そんな毎日の中で自分に戻れる隠れ家。素敵だなぁ。人といることに疲れた時に行けるとっておきの場所が私も欲しい。それがプラネタリウムだったら最高かもな。近所にはないから行きつけの〜にはならないけど、久々に行きたくなった。2024/08/16

けんとまん1007

274
人は、とても多面性を持っているもの。ふっと、息を抜く時間・空間も必要だと思う。そんな時間・空間は、意外に身近なところにもあるのだろう。あとは、そこに至る、ちょっとしたきっかけさえあれば。2024/09/05

hirokun

268
★4 古内さんの作品を読むのは二冊目。今回の作品は、ハイダウェイ(隠れ家)を切り口にしたストーリー。私も六十年以上生きてくる中で、時々において隠れ家、あるいは自分を癒してくれる趣味、人がいてくれた様に思う。いろんな局面において、その立場ごとに違った仮面を被り、様々な個性を演出してきたが、ふとその生き方に疲れてしまった時、暫くの間、素の自分に戻れるような場所、人、環境を探していたように思う。読後感として、自分の人生を肯定された様な感覚と共に、温かい気持ちにさせてもらえた作品であった。2024/06/11

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