文春新書<br> グローバルサウスの逆襲

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文春新書
グローバルサウスの逆襲

  • ISBN:9784166614516

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内容説明

激動する国際情勢を“最強コンビ”が徹底解説

怒りが世界を覆す。
今後の世界のカギを握るのが、「グローバルサウス」だ!
かつて「第三世界」といわれた南半球に多い途上国・新興国は
名目GDPの総計がG7を上回った。

アメリカはトランプが勝っても負けても内戦危機。
「ハマス後」はアメリカ抜きで中東諸国が決める。
日本がGDPでインド、インドネシアに抜かれる。

衰退する日本はどう生き抜くべきか。

第二次大戦後以上の大混乱が起きる前に必読の一冊。

【目次】
プロローグ グローバルサウスの逆襲が始まった
 
第一章 中東情勢から動向を読み解く
第二章 アジアの均衡が崩れるとき
第三章 ロシアと結びつくアフリカ
第四章 アメリカ大統領選が世界最大のリスク
 
エピローグ グローバルサウスは福音か、混沌か

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

trazom

116
民主主義というイデオロギーに囚われず、個々の利害で動く自国中心主義のグローバルサウス。経済規模でも人口でも世界の過半数を超えた。「援助は要らない。投資をしてくれ」というアフリカ各国に応えて投資を促進する強かなロシア。その評価が、ロシアに対する非難決議への40ヵ国もの棄権・反対に象徴されている。「日本は半分くらいグローバルサウスになっている」という感覚、「バイデン氏よりトランプ氏の方が世界は安定する。なぜなら、トランプ氏はアメリカが弱体化していることをリアルに認識しているから」という感覚を、成程と思う。2024/06/10

kawa

32
日本を含む米欧型民主主義モデルが世界トレンドからフェイドアウト、第三世界を中心とするグローバル・サウス(独裁・帝国主義・自国第一主義の傾向が強いゆえにインターナショナル・サウスのネーミングが適切とする)の逆襲がはじまりつつある実態を詳述。これからの世界情勢を考え予測するうえで多いに役立つ良書。近いうちの再読棚に直行。2024/05/20

kawa

31
(再読)ノース国の民主主義的手順や国際協調は非効率な政治システム。一方、先進諸国のGDPを超える開発途上・サウス国の独裁・自国中心主義が今や世界のメイン・ストリートに登場しつつあることを概説。本書の論点を補助線にして、ロシア・中国・インド・アフリカ諸国等、はたまたトランプの行動を分析するとその原理がクリアーに。サウスは、植民時代のノースに怨みあり今さら偉そうなことを言うなの思い。トランプはオバマからコケにされた怨みが大統領を目指す原動力。今やサウス的トランプの方が世界安定には早道の宣託。なるほど確かに…。2024/06/03

ピンガペンギン

30
2024年4月刊行。グローバルサウスとは昔言っていた南北問題の南ではなく、急激に人口、経済力ともに力を付けてきた国々。自国中心主義、価値観外交をせずリアリズムで動くという特徴。インド、インドネシアは特に人口が激増するので存在感を増してくる。トランプはアメリカ内でのグローバルサウスで、日本も半分はグローバルサウスと言えるという。アメリカは国力低下で世界の警察を止める。佐藤氏はお母さんが沖縄出身で、以前からどっちか選ぶ必要が出てきたら沖縄のアイデンティティを選ぶと言っていたが、その沖縄の領有権についての→2025/11/19

gtn

29
南半球中心の途上国「グローバルサウス」のGDP総計がG7を上回った現実。特にアフリカの発展が著しい。1980年代、アフリカの時代が来ると見通した先人の言葉を思い浮かべる。サウスの特徴は、優れたリーダーが独裁的に政策を進め、急速に国力を挙げるところにある。ノースのトップ、アメリカも、大統領選においてトランプ優位というのは世界的な潮流か。アメリカが内政に専念するのは必至。佐藤氏が、日本が生き残るためには「サウス」との連携を今すぐにでも強化すべきと警鐘を鳴らすのは、当然の帰結。2024/07/06

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